結局ミーハーは人生得する
私の性格はどちらかといえば素直じゃなく天邪鬼なほうであると認識しています。
流行っているから、みんなが楽しんでいるからという理由で何かをするというのが苦手で、みんなが好きなもの、みんながやっていることに対して、つい否定的になってしまいます。つまり非ミーハーなのです。
なぜ私が非ミーハーなのか。それはミーハーに対して良くないイメージを持ってしまっているからでしょう。
私がミーハーな人に持っているイメージは以下の点です。
・流行しているものが本当に良いか否かを自分で考えない。周りの意見に流されそう
・常に多数派にいることが多くなり、個性がなくなりそう
・薄っぺらい人間だ
このようにミーハーへのネガティブイメージがすごい私ですが、鬼滅の刃以後、考え方は少し変わりました。
最近の流行で唯一乗っかったのは鬼滅の刃でした。
2020年の6月ごろ、amazonプライム会員だったのでプライムビデオでいつものようにドラマ「結婚できない男」を見ていたら、鬼滅の刃が目に留まりました。当時すでにブームになりつつありましたが、無限列車編の映画公開はまだされておらず、国民的アニメの仲間入り、とまではいっていないほどでした。
ミーハーではない私はその時なぜか鬼滅の刃をクリックして、気づけば5話くらい一気見しており、その面白さにはまっていました。
あれ、俺今もしかしてミーハーか?そんなふうに思いました。
でも、今の自分の状況がミーハーだったとしたら、結果的に得していないか。有名で誰もが知っている漫画(アニメ)作品に触れることができ、その話題が来ても対応できるし、話も広がる。
改めてミーハーであることの良さを感じたのです。
私がミーハーな人の良いと思うところは以下の点だと思います。
・「流行」だけで動ける行動力
・趣味や好きを多くの人と交流しやすい
・みんながよいと言っているものを肯定するから仲間が増えやすい
そう、ミーハーな人は流行を取り入れ上手。それが薄っぺらいと言われようと、取り入れた仲間同士で楽しめるところが何よりのメリットです。誰に何と言われようとメリットを享受できるのです。
一方ミーハー否定派の考えも理解できます。何でもかんでも流行に乗っかって、常に多数派の人間はなんだか人として薄い気もする
じゃあ、ミーハーと非ミーハーのハイブリッド人間が最強なのではないか。
とりあえず流行には乗っかるけれど批判的な目で見ることも忘れない。
ずっと非ミーハーだった私が一番大切にすべきなのは、「とりあえず乗っかってみる」こと。特に周囲の人間がそれが好きなんだったら、一緒にやってみること。文句は後から言えばいい。
結論、私の友人にトヨタ・プリウスに乗って、(車内で「夜に駆ける」が流れている)ワンピースの話をし、期間限定フラペチーノのためにスタバに行く奴がいます。以上です。