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資本主義

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私たちが生きるこの世界の資本主義の本質について描いていく
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これから先の世界経済

これから先の世界経済

2022年は後世でバイデンショックの年と呼ばれるのではないかと思う

その理由はロシアが国としての外貨準備金を各国の中央銀行に預けていたお金を欧米が協力して凍結した事にある

これはユーロ債、ドル債、円債など、現在流通しているお金を国債の形で各国の中央銀行に外貨準備金として預けていたのをアメリカ主導で凍結する初の事例となった

既にやってしまったのだ「今後もうしません」などと宣言などしても意味がな

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為替市場と株式市場の違いとは

為替市場と株式市場の違いとは

最近何かと円安が話題であるが為替とは何か、そして円安や円高とは何か理解できている人は少ないように思う

円安や円高とは海外の通貨と円を「両替」するときに以前より高いか安いか、ただそれを指す言葉だ

為替市場とは「両替所」であり本質的に株式市場とは別である

株式市場は複利により成長するが、為替市場は成長なんてしない

ただその時の時勢に合わせて「両替」するだけなのだ

プラザ合意により人為的に円高

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円は適正な価格へ戻る

円は適正な価格へ戻る

1ドル200から250円が適正だ

これは単純にラーメン1杯がNYで2500円と言う値段である事とプラザ合意前の円の水準に照らし合わせた金額だ
急にそこまで円安にはならないし、なれない、5年から10年程度かけてそうなるだろう
東京の最低賃金も2500円程度になると予測できる

この話は楽観的だが過去の事実を検討し、私が出した推論である

日本は戦争で負けたが経済で巻き返した、そしてその経済をプラザ

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お金に向き合おう

お金に向き合おう

ギャンブルと株式投資の違い、それはなんだろうか

お金があって困ることはないし、お金が欲しくない人はいないだろう

しかし日本人はギャンブルと株式を含んだ投資の違いを理解していない人が多すぎる

ギャンブルと投資の違い、それは市場が常に拡大してるかどうか、その本質の違いが1番大きいだろう
競馬を例に出すが、競馬もAIを使って運用している人のニュースを読んだことがある(払えないレベルの税金を請求され

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収入の2割で自分の資産を作ろう

収入の8割で衣食住、娯楽まで楽しむのだ

その金額でいかに楽しく生活できるか、考える事が重要だ

収入の8割で楽しく生活するというのは一朝一夕にはいかない、それはお金を消費する事でストレスを発散する癖がついているからである

癖を直すにはトレーニングあるのみ、目標が明確であれば達成する為に何をするのか考えることは容易である
自分に合ったスタイルを身に付けるのだ

収入の2割は資産形成と運用に回し、

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初給料の前に使い方を大人が教えてくれていれば

資本主義の中で重要なのはお金の稼ぎ方ではなく使い方である

収入の全てを消費に使っている人は年収1000万円でも300万円でも10年後の結果は大して変わらないだろう、年収が高い方が不動産など高額な商品をローンで購入し、負債を抱えている可能性もある、全てを消費しただけの人に負債はないだろう、特に家の購入は気をつけた方がいい、不動産が資産というのは昭和の時代の名残だ、土地は違うが建物は劣化する為、基本

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実体経済と金融経済は違うのだ

実体経済と金融経済は違うのだ

実体経済は物々交換の延長である、そのため成長の速度は緩やかだ

金融経済は信用を元に担保や利息といった現実に存在しないものに価値をつけていく経済市場だ

現代では情報の伝達速度が著しく上がり、かつ複雑に絡み合っているため分かりにくいが

実際に購入する事ができる現実に存在する物に付いている値段を金融市場で流れているお金が圧倒的に上回っているのだ

この傾向は今後も続いていくであろう
またお金はすで

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