お金に向き合おう
ギャンブルと株式投資の違い、それはなんだろうか
お金があって困ることはないし、お金が欲しくない人はいないだろう
しかし日本人はギャンブルと株式を含んだ投資の違いを理解していない人が多すぎる
ギャンブルと投資の違い、それは市場が常に拡大してるかどうか、その本質の違いが1番大きいだろう
競馬を例に出すが、競馬もAIを使って運用している人のニュースを読んだことがある(払えないレベルの税金を請求されていて訴訟を起こしてきたが)
競馬は予想して買った馬券が外れるとかけたお金は0になる
これはギャンブルの本質の1つだ、予想が当たった人に短時間で大きなリターンを出す為には当たらなかった人からお金を回収する必要があるのだ
そして集めたお金で競馬というシステムを運営するお金を捻出する必要もある
競馬を運営するJRAは市場ではない、日本政府が出資する特殊法人だ、形として分かりにくいがざっくり言うと日本政府が運営する営利団体であり国営会社のようなものなのだ
株式投資はそこが違う、株式とは株式市場と呼ばれる金融市場の商品の1つである
競馬の馬券は金融商品ではないのだ
株式はそれを購入しても会社が破産しない限りその価値が0になることはない
そして株式には配当金があり、複利が適用できる
株式市場が拡大を続けているのは複利によるものだ
買って保有していれば配当金によりお金が増える
そしてそのお金でさらに株を増やすことができる
そうすると更に配当金が増える
これが株式市場が拡大する基本的な仕組みだ、そしてお金は増えるところに集まる
人が市場の動きをコントロールできないのは、全ての人間の意志を誰かがコントロールするのが不可能だからだ、そもそも全ての人間の意志をコントロールできる存在がいれば戦争など起こらないが、、
話が少し逸れたが日本人は元々質素倹約を美徳とする、そのため急にお金持ちになって派手な生活をするようになった人は成金と呼ばれ陰口の対象にされる
だが本心では羨ましいと言う気持ちもある、誰しもお金持ちになりたい気持ちはある、しかしそれを表に出すのは日本人としてあまり好ましくない
お金を増やすのに理解する必要があるのは複利だ
お金が増えたからと言って派手な生活をする必要はないし、派手な生活でお金を消費してしまったら複利で増えるお金が無くなる
消費に複利を回してしまうとお金が増えなくなるのだ、株式市場でお金をコツコツと増やすのは日本人に向いていると私は思っている
何せ日本人は世界で1番貯金をしている民族なのだ
株式市場自体に連動したインデックス株と呼ばれる商品がある
この商品の特徴は1つの会社の株ではなくその時の上位にある株の平均値に連動するように値段が変化する事だ
それは何を意味するか、それはインデックス株が株式市場が無くならない限り価値が0にならない事を意味している
あなたの勤めている会社は株式会社ではないだろうか、自由資本主義を取り入れている国はどこでも基本的に株式会社だ
株式市場が無くなるという事は株式会社が全て存続できなくなる事を意味する
銀行が潰れる可能性だってあるのだ
預けていても増えない銀行に貯金するくらいなら世界の株式に連動したインデックス株を買った方がお金は増える
個人個人の判断でやる事だが、これから先の若い人はそうする人が増えるだろう
それは人生の先輩方がここ30年でお金にどう向き合ってきたか、それを学ぶ事が容易になっているからだ
中高年の方は自分はもう遅いなどと思わずにお金に向き合ってみてほしい
世界の物価は上昇している、これは世界が繋がっている事と自由資本主義が価値を自由に決めて取引する自由市場である以上避けられない、私たちが普段使っているものや食べ物も海外との取引がなければ成り立たないのだ
自由市場では高いお金で買い取ってくれる所に物は集まるし、それが生活に必要な物であれば確保するのに競争が起こり値段が上がる
これまでの30年、日本は物価の上昇を避ける為にあらゆる事をやってきたが流石にもう厳しいように見える
給料が物価の上昇に合わせて上がっていかない現状がある以上、物価の上昇に対応するには自分でお金を増やす必要があるのだ
メディアは耳障りの良い事を言ったり、不安を煽るのは得意だが解決方法を教えてはくれない、どんな事でも決めるのは自分で、あなたの人生はあなたのものだ
自分で考え、自分で選び行動し、自分の責任で人生を歩んでほしい
自分で選び歩む人生は希望に満ち溢れている、それ故に失望も沢山するだろう
それでも他人に責任を押し付けるよりやり甲斐のある人生だと私は思う
あなたの人生が楽しい人生である事を願う
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