休みことが苦手な人は、助けを呼んでブレーキを踏めばいいんだよ
こんにちは。
栃木県でライフコーチをしている、けーじろです。
突然ですが、休暇日ってとれていますか?
仕事や子育てをしていると、丸一日休める日って少ないと思うんです。土日がお休みの方でも、家での役割は尽きることがありませんよね。
僕は独立して1人で仕事をしており、会社員のときのように朝8時30分~17時までの仕事ルーティンとは違い、自分主体のスケジュールで活動しています。クライアントさんとのセッションや、打ち合わせなども流動的になっているので、やることも日によって様々です。
疲れたなぁと思えばカフェに行くことも出来るし、働く場所も自由です。
これだけみると、「フリーランスいいじゃん!」って思われがちですし、知り合いからは、「一日何をしているの?」って聞かれることがよくあるんです。
家にいるだけで仕事が入ってくるほど、甘いものではありませんし。特に駆け出しの1年目だと、自分という存在を知ってもらう必要があります。
去年の僕は、とにかく多くの人に知ってもらう機会を作っていました。チャンスだと思えばとにかく取り入れてみる、まずはやってみる精神で活動していたんです。
その活動のおかげで、僕のスケジュール帳は予定でいっぱい!やったね皆勤賞!……ってなれば良かったんですが、体は正直でした。
体に違和感を覚えはじめたのが、3月~4月くらいのこと(わりと早い時期笑)。最初はすぐに良くなるかぁと思っていましたが、どんどん左耳がよく聞こえなくなっていたんです。何をしても耳が詰まった状態で、深水深くにずーっと潜っている感じ。これがねー、気持ち悪いんです。
完全に聞こえないわけではないし、右耳はばっちり聞こえているので、「ま、そのうち治るでしょ!」くらいだったんです。でもね、一向にに良くならないし、更に水深深くに潜っているような感覚。
読んでくれているあなたも、体のどこかが調子が悪くても、無理して仕事や家事、子育てなどをすることありませんか?そんな状態だと、普段は当たり前に出来ている事でも、身体に負荷がかかりやすく疲れやすくストレス耐性も弱くなります。ついつい怒ってしまったり、身体がいうことを聞いてくれなかったり。
辛いですよね、そんな状態。
ただ、そんな体からの黄色信号に知らんぷりをしてると、どうなるか。
「休んでくれー!!」
体は不調という危険信号を発信し続けます。
僕の例で言えば、耳が聞こえにくという不調があった状態でも、「いや何言ってんのさ、まだまた加速するからね!」とアクセルを踏みまくってスケジュールを入れまくったわけです。
その結果、ちょっとしたミスやトラブルを引き起こして迷惑をかけてしまうことが増えていきました。(うっかり予定を忘れていたこともありましたm(__)m)
こういう状態では、当然ストレスになります。こんなアクセルを踏みまくった状態って、過度の運動をしたり仕事で緊張したり、子育てでイライラしたりすることで活性化されるんです。
つまり、前に進むために一生懸命にアクセルを踏んでいるのに、めちゃめちゃ多くの負荷を抱えることになります。じゃあ休めばいいんじゃない?って思われそうですが、「休む」ってが難しいんですよね。
仕事ではノルマや納期があったり、更にそこに人間関係のトラブル…。
子育てや親の介護などがあれば、やりたい事とやらなきゃいけない事を分けるもの困難…。ホントこの狭間ですよね。
僕の場合は、自分の体が黄色信号を送っているに気が付いていたので、意図的に活動にブレーキをかけてはいたんです。温泉に行ったりお風呂に浸かる頻度を増やしたり、早寝早起きを心がけていました。ジョギングもしているので「バランスいい生活」だと思っていました。
でも、リラックスしているようでいて、温泉に入っていても「あと何分で出て、出たら何をして家に帰ったらあの作業して…」と頭をフル回転させていましたし、次の活動に備えた回復・修復までの効果にはなっていませんでした。
実はこの状態が一番と言ってもいいほどキツいんです!
乗り物を思い出してもらえば分かり易いんですが、
そりゃそうだろって感じかもしれませんが、本来の行動にはどちらか一択しかないはずです。
ただ、人には感情と理性があります。
このバランス取りが必要だったり、分かってはいるけど……ということの連続。この状態では、しっかりと休んで回復することが出来ないし、休んだ分だけ「休んでいる場合じゃない」と不安になったりするでしょう。
アクセルとブレーキを同時に踏んでいては、思うように進まない・止まらない。燃費も悪くて、疲れやすくなってしまいます。
まさに僕はこんな状態でした。
じゃあどうしたのか?
結論を言うと、他人の手を借りてブレーキを踏むことにしました。
お願いしているのが、針施術です。
僕は針治療が大の苦手で、一度試しに受けた時に稲妻のようなとてつもない痛みがあって、それから苦手意識がありました。
でも、信頼できる人だから助けを呼べました。
そしたらね、なんと1回の施術で耳に反応があったんです。
今までなーんとも反応しなかったのに、久しぶりに耳が通ったんです。深水深くから、1年ぶりに水面に上がってきたんです。大げさなようですが、世界が広がった感覚だったし、今まで相当な重荷を背負って生活していたんですね。蘇りってこのことかぁ、そんな風にも思いました。
もちろん、身体の不調や程度は人によって様々ですし、針治療が全てとは思っていません。その選択肢は自分で持てればいいと思っています。
誰かに助けを求めるのが苦手な人もいますし、僕のように施術が苦手な人もいるでしょう。
ただ、一つだけ心のケアをしているものとして言えることは、「全ての行動には肯定的意図がある」ということです。
ということは………
このように、行動には感情が伴い、一つ一つが意味のある行動なんです。
だから、今頑張っているあなたが自分を責めたり、環境や人のせいにすることが最悪だと思わないでほしいんです。
人を傷つけることは、決して褒められませんが、そこにも意図は存在します。
ほら、何度も同じミスを繰り返す人っていません?
もしかするとそんな人は、
そんな意図があるかもしれませんね。本人は気が付いていないことが多いと思いますが。
僕は自分と向き合っていくうちに、仕事を詰め込んでアクセルを踏んだ状態と向き合い。独立して1人でいることから、社会で自分が必要とされていると感じたい、自己承認を求めていたのかな?と今では捉えています。
この行動に対する肯定的な意図を知れると、ラクに生きられるようになるんです。
そんな支援が、僕の仕事の一つです。
僕も頑張りすぎて疲弊しがちなんだけど、その分で助けを呼ぶ勇気はめちゃくちゃ強くなりました!
是非、あなたの行動にも、肯定的な意図があることを知ってほしいと思います。
誰でも良いわけではないけど、そんな信頼できる方がいたら良いなと思っています。
もし、その相手が僕だったら、いつでも連絡待っていますね。
読んでくれてありがとう。
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