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鉾建て・真木建て、鶏鉾、月鉾、菊水鉾に密着!

祇園祭2024 毎日神事・行事が続きます。
7月10日から前祭の鉾建てが始まり、11日には真木(しんぎ)建てが行われました。

その中の鶏鉾、月鉾、菊水鉾に密着!

まずは7月10日から

鶏鉾
とても穏やかに鉾建てをされている印象が毎年あります。

かわいいヘルメットが並んでいます。

釘を一本も使わずに荒縄だけで木を固定していきます。
縄がらみと言います。

鉾の上に40〜50人の囃子方が乗るので、相当頑丈にしないといけません。
間違いは許されない作業です。

鉾建てが手際よく進みます

ひつじさる この木はどこに配置するのか書いてあります。

縄がらみが美しい

真木は長いです。
パーツごとに担当が違うのかもしれません。

一年に一度の作業で間違いは許されない、どのようにして伝承されていくのかとても興味が湧きますね。

真木


次に月鉾

真木にお札が貼られています。
実際にはこの部分は見えなくなります。

こちらは未申、戌亥と感じで書かれています。
昔ながらの表現です。

次に菊水鉾

この日に真木に赤熊を付けてられます。
鉾により順序が違います。

真木の準備が早いです。

翌11日に真木建てが行われる鉾町と12日に行われるところがあります。
11日に行われるうちの前日と同じ、3つの鉾町で見てきました。

鶏鉾

真木が建った瞬間です。
音頭取りの方が中央あたりに立っておられます。

おめでとうございます!


月鉾

真木に榊をしっかりと設置されていきます。

つちで榊をつけるロープを叩く様子

赤熊が準備されています。

赤熊も真木にこれから設置されます

赤熊も付けられ、榊に紙垂を付けられます。

どんどん整う真木


エンヤラヤーの掛け声と共に真木が建っていきます。

音頭取りの方が見えますか?


無事に真木が建ちました。

真木が建ったお祝いの鏡割り。



一般の見物客にもお酒とお餅が振る舞われました。

この升を貯めるのも楽しみの一つ


次に菊水鉾

真木が横になっている状態、この時だけ近くで見られる菊の鉾頭。

菊水鉾では榊に紙垂を付けさせてもらえます。
これはとても貴重な体験です。


お酒とお塩で清められ、真木建てが始まります。


いよいよ始まります。

先ほど付けた紙垂がゆらゆら揺れながら上がっていきます。
祈るような気持ちで皆さんが見上げています。

どんどん上がっていきます。

真木が建ちました。

各鉾町で真木建てが行われると急ピッチで屋台が組み立てられ、懸想品が掛けられ、美しい鉾が出来上がり、12日と13日に分けて曳き初め(鉾の試運転)が行われます。

山鉾巡行に向けての準備期間に密着することで、祇園祭への関心が深くなります。
もっと知りたいとの思いが増し、どんどん引き込まれていきます。


現地に足を運び、実際に見てきた鶏鉾、月鉾、菊水鉾の鉾建て、真木建てをお届けしました。


次回は祇園祭前祭、宵山・山鉾巡行の大人のおすすめスポットをお届けします。
お楽しみに。

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