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モーツァルトの曲で元気になれて嬉しかったこと

久しぶりに足を運んだクラシックコンサートで出合った、この曲。

モーツァルト『クラリネット協奏曲イ長調K.622』

ピアノ協奏曲なら、様々な作曲家の作品を聴いているけど、クラリネットは初めて。クラリネットのやさしい音色が、耳に心地よい。

そうか・・・君は、こんなに伸び伸びとやわらかな音が出る楽器だったんだね。クラリネット君。今まで気づかなくってごめんな。
・・・・と心から懺悔したい気分だ。

それほど、クラリネットとオーケストラの演奏が絶妙で、ふっと浮かび上がるような、得も言われぬ感覚に包まれる。

また驚いたことに、この曲は、モーツァルトが35歳で亡くなる数か月前に作曲されたと言われている。暗さなど何もない。むしろメロディーが明るさと軽快さを添えて、聴き手を元気にさせる。そんな特効薬のような一曲だ。

今もこの曲を聴きながら、この文章を書いているけれど、曲に合わせてパソコンのキーボードを打つ手が、リズミカルになっているのが面白い。私は、コンサートでこの曲に出合って以来、ずっと家でも聴いている。

モーツァルトは、聴き手の心にすっと入り込んで、聴き手に元気や希望を与えてくれているのかもしれない。

なぜなら私が疲れたときや、ちょっとやる気ダウンのときにこの曲を聴くと、「あ~、もうちょっとだけやってみようか」なんていう前向きな気持ちになるから。知らないうちに元気になっている。

モーツァルトは、やっぱり天才だなあ!
疲れたときのおすすめの一曲。

モーツァルトさん、これからもよろしく!


             








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京すずらん
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