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ダイエットで空腹 イライラ対策

食事を制限してダイエットをしていると、普段よりも量を減らしているのでお腹が減る。でも痩せたいから我慢する。そうすると何か食べたくて食べたくてイライラする。そんな経験はないだろうか。
過去私も痩せようと食事制限をする中で、食べられないことに関して無性にイライラしたことがある。
お腹が空いているとイライラしてしまうことは当たり前に思っていないだろうか。実はこの現象にはあるホルモンが関係している。

血糖値を上げるホルモン

ダイエットをしているとき、お腹が空いている状態は低血糖状態だと考えられる。どんなときに低血糖状態になるかというと食事の量や少なく、次の食事まで時間が空く、運動直後なんかに起こったりする。
エネルギーが切れてしまっている状態だ。
人間にとって低血糖状態は死の危機だ。狩猟最終民族時代は時代は2、3日何も食べられないことが普通の時代。低血糖状態になると死んでしまうかもしれないと身体が感じる。そのため勝手に血糖値を上げようとするホルモンがある。
それはグルカゴン、アドレナリン、コルチゾールなどと呼ばれるものだ。
これらのホルモンは別名神経伝達物質と呼ばれていて、過剰に分泌されると感情のコントロールが効かなくなってしまう。

血糖値を上げない工夫が必要

大半の人はそもそもお腹が空かない状態で、イライラしないようにダイエットしたいはずだ。その際にそもそも血糖値を上げない工夫が必要になってくる。空腹時に白米やパン、麺類、砂糖など摂取すると血糖値が急上昇する。この急上昇しすぎると、比例して血糖値が急低下するこの血糖値の乱高下が低血糖になる原因となる。
であれば血糖値を乱高下させない工夫が必要だ。

・「炭水化物をこまめに食べる。」出来るだけ1日の中で少しずつ食べることで血糖値が下がり切る前に上げることができる。
「炭水化物の種類を変えてみる。」白米やパン、麺類、砂糖類はやめてみる。その代わりに玄米や全粒粉のパンやパスタ、十割蕎麦、果物なんかもいいだろう。
「炭水化物をあまり食べない。」人間のエネルギー源は炭水化物がメインと思っている方も多いだろうが、実は違う。日常の動作、ゆっくり歩く、仕事をするくらいであれば、脂質からなる中性脂肪でほとんどまかなえる。激しい運動をする際は炭水化物を摂取しなければ余計低血糖状態になりかねない。ただあまり運動しない方であれば必要以上に炭水化物は食べずに、タンパク質、脂質メインで、少しの玄米や全粒粉モノの食事にするも良いと考える。

低血糖状態は回避せよ

低血糖状態はイライラする上に、筋肉の分解が起こりやすい。せっかく我慢してダイエットしても、筋肉が少なくなると代謝が悪くなってリバウンドの原因にもなりかねない。ダイエットするのであればとにかく低血糖状態にならない工夫が必要だ。3つ紹介した方法でぜひダイエットを試してほしい。

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