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基本どの記事にも写真について書いてるのですが、「写真について書こう!」と思った記事だけ入れてます
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ベンチ君

ベンチ君

怒涛の5日間が幕を閉じた。クソみたいな気持ちで帰ってきた。

去年あの人たちに会ってからの1年間を鮮明に思い出すことができる。旅をして、意味もない夜を何度も越え、くだらない嘘をいくつもついた。

手伝いという名のマスターベーションで俺は何を得たのだろうか。クソ程の役にも立てなかった。仏語とか英語とか気持ちとかそういうの以前に人間としての軽さを最初から見透かされていた気がした。インタビューなどと言っ

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優しくなりたい

優しくなりたい

「そういうの嫌いだ」と吐き捨てるように言ったあの時の君が、「ありがとう、また会おう」と言ってくれて僕は嬉しくなったりする、なんていうような誰にも分からない気持ちが一つの場所に留まり続ける、そうやっていつか死んでいく。そこには時間がある、時間があるんだよ。

実体のない、掴みようのないものが鼻先を掠め続ける、押すと引っ込みそうな、流動する。「きっとどこにも行けない」そんな気持ちになる。

どうにもな

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写真をやめる

写真をやめる

写真をやめた、写真を撮るのをやめた。

やめたやめたやめたやめたやめたやめた。

少しだけ。

何を撮るべきか、自分が何を言いたいのか分からなくなった。

僕にとって写真は、自分自身の表現ツールであると同時に句読点みたいな役割があって、それが自分の中でとても心地よいものだった、

からずっと撮ってた。

でも去年の9月に人生で初めて日本を出て、この地で暮らし始めた時から感じていた少しの違和感に、こ

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あの気持ち良さに名前をつけよう

あの気持ち良さに名前をつけよう

小中からの友達の家に。

近くて遠いような感じのやつ。最初はクールだと思ってたけど、本当はすごい熱かったやつ。なんか俺が仲良い人はみんな、近いのに遠い気がする。

ラーメンを食べ、ドラマや映画を観て、カラオケにいって、語り合う。いつまでも変わらない遊び方。

彼は演劇をやっている。大阪で彼の家に泊まった夜、お互いのことについて話した。彼の熱い演劇の話。俺も写真の話で返す。完全には理解できてはいない

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干渉、鑑賞。

干渉、鑑賞。

干渉と鑑賞の間の写真

カメラを構える。干渉したいわけではない、だが鑑賞の方のカンショウでもない。同じ空間、同じ目線になりたいわけじゃない。一歩引いた場所で見つめる。想いを巡らす。だが、鑑賞ではない。

決してその場面に干渉はしていないが、切り取った世界は僕の見たままだ。
その「干渉と鑑賞の間に共感や感動の余地が生まれるのかもしれない」。そんなことを最近は考えている。カタチや質感もそうだが、その距

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