干渉、鑑賞。
干渉と鑑賞の間の写真
カメラを構える。干渉したいわけではない、だが鑑賞の方のカンショウでもない。同じ空間、同じ目線になりたいわけじゃない。一歩引いた場所で見つめる。想いを巡らす。だが、鑑賞ではない。
決してその場面に干渉はしていないが、切り取った世界は僕の見たままだ。
その「干渉と鑑賞の間に共感や感動の余地が生まれるのかもしれない」。そんなことを最近は考えている。カタチや質感もそうだが、その距離が温度をつくると思うのだ。近すぎると熱いし、遠すぎると冷たい。どうでもいいニュースを見ても心は凍ったままだろう。
熱すぎても冷たすぎてもだめ。見つめて、空気感を感じ取り、捉える。そう、41℃のお風呂ぐらいの感じを目指したい。あぁでも、お風呂上がりにはアイスも必要だな。それが写真集ってやつじゃないのか?作ったことないけど。
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