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容姿の自己受容14

ほとんどの女性たちは自分の容姿に対してコンプレックスを持っているし、綺麗になることの目的が承認欲求を満たすことになっています。

私はメインでアメブロを書いているんですけども、スマホでAmebaアプリを立ち上げますと、たいてい芸能人関係の記事がピックアップされてきます。
そこでちょっと目に留まった写真がありました。

とある芸能人夫婦のツーショット写真です。
一瞬誰?と思ってしまいましたが。
男性の目が変にパッチリになっていますが、1%くらいある人に面影があるようなないようなそんな感じがありました。
(画像はイメージです)

記事を開いてみるとその面影があった人で当たっていたのですが、顔が不自然になっています。
人類の敵になったから顔つきが変わったとかではないです。
ただ💉を複数回打っているので二人とも邪気にはなっていますが。

一体何が起きたのかというと、これはおそらく女性側のスマホで撮影した写真で、加工アプリで盛りまくった結果こんな不自然な写真になったのだと推測できます。
この2人に関しては歌舞伎俳優と女優で美男美女なのですから、加工は必要ないし、自然体の写真でいいと思うのですが、奥さんの方が容姿の自己受容ができていないようです。

芸能界となりますと、美しくあること=価値があるが強烈で強迫観念に駆られやすいのかもしれません。
綺麗でいなければいけないという強迫観念ですね。
周りが綺麗な女優さんばかりだから比較してしまうとか。
ファンを失望させてはいけないとか。
こういう人目を気にする傾向は、結局自分の価値を他人に委ねているので他人軸になり、自分の悪いところにしか目が行かなくなるようにもなってしまいます。意外にも女優やモデルの女性も容姿の自己受容ができていないのです。
他人に美しさを評価してもらう、つまり他人に綺麗だと思われたいという考え方だと容姿の自己受容からどんどん遠ざかり、加工アプリで盛ってしまいます。

そして加工アプリで盛った自分の姿でインチキ自己肯定してしまいます。
でも、こんな偽りを続けて苦しくないんでしょうか。
実物と写真の顔の差があまりにも激しいのはどうかと思いますよ。
自分のために加工をした結果、旦那さんの顔が不自然に変形することになってしまいました。
加工した写真はやっぱり特徴があります。肌が均一で陶器のような質感だったり、赤ちゃん肌になっていたりするとまず加工だなと思います。

その女性の本当の姿はどうすれば確認できるのか、
旦那さんが撮った写真だったら確認できるかもしれません。
もしくは、メディアが撮影した写真です。

男性の場合、女性と違ってメイクをしませんから素肌が勝負になります。加工アプリで盛るという考え方がそもそもないようです。
(一部加工する人はいますが圧倒的に少数派)

男性の撮影した写真であれば女性の自然な姿が写るわけです。
もしこれで不自然であれば、女性が余程厚化粧をしているかだと思います。もしくは政治家みたいに人類の敵になっているか。

女性の写真と実物が全然違うケース、芸能界にとどまらず一般女性も日常茶飯事ですが、こんなことをし続けて恥ずかしくないのかなと思います。
根っこに素のままの自分の写真を載せるのが恥ずかしいとかあるんでしょうけど恥ずかしいならそもそも載せるのやめて物や風景だけにしたら?とも思います。
それも多分嫌がるんでしょうね、承認欲求満たしたいからSNSをやってしまいます。
偽りの自分でもいいから認められたいというのもしんどいと思います。
知り合いにSNSと全然顔が違うんだけどとツッコまれたらどうするのでしょうか。言い訳するのでしょうか。
実際、出掛けても一般人の中にSNSに出てくるような絶世の美女なんて一度も見たことないんですけど。

男性と違って女性が素の容姿を受け入れられない原因の一つに、マスゴミから強迫観念を植え付けられていることが挙げられます。
シワとかシミとか、若い人だとニキビとか。こういう恐怖を煽って売りつける商売があまりにも多すぎるのも容姿の自己受容を遠ざけているのです。
正直化粧品なんてのは本当は1ヶ月ワンコインで何とかなるレベルなのに。

シワがぁ~とか、シミがぁ~とか気にしすぎる方がかえってストレスでお肌に良くないと思うのですが。
写真だって、その人の毛穴をドアップで撮影するわけじゃないのだから、本人が気にするほど細かく写りません。
どうしても自分の写真をSNSに載せたいのなら、まずは容姿の自己受容をしていただき、承認欲求を切り捨て、加工なんて不要だと思えるようになるのがベストです。

人にウケることをするじゃなくて、自分がどうしたいかなんです。
承認欲求を切り捨てられないうちはまだそこが見えてこないと思います。
自分がしたいことが承認欲求を満たすことだと思い込んでいるからです。
本当に自分がどうしたいかが見えてきた時、写真を加工して盛るなんてことはもはやしなくなると思います。


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