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昼頃から頭が痛い 誰かが喋り続けている 時々笑い声も聞こえる やかましい頭が割れる 雑音混…
熱波パラパラ 普通に死ぬぞ ネッパラッパ 熱波パラパラ スイカ食いたい ネッパラッパ 熱波パ…
雨がじとじとやってきて、 傘もささずに油断してたから、 耳の後ろを蚊に喰われた。 嫌な所を…
詩に宿る生命とは 現世を超える永遠か 否単なる流行りか 我儘な時代の要請か 残された想いの形…
湿気の吹き溜まった雲が 一面の空に隈なく広がり 整然とした隊列を乱す者もなく 雨でも降るの…
春には地鳴きの手習いで 藪に隠れて鳴いていた あなたの骨に語りかけ かわいいですねと呟いた…
回覧板に乗っかって 田舎の平和な砂利の道 ぺったんサンダル滑らした 雲はゆるりと山のきわ なんだい呑気な空模様 爺さんだいたい同じ顔 回覧板に乗っかって 紫陽花並んだ回り道 垣根に張り付くカタツムリ 僕はのんびり歩きたい どうせ生きなきゃいけないし 少しは時間を無駄にして
目につく物は片っ端 引っ張り出しては遊び出す なんて楽しくやるくせに 次々ポポイのほっちら…
取りこぼした勝利 悔しさを無視した大敗 切れるまで待った電話 離れながら追った後ろ姿 殴り…
情熱ひとつでやり切るぜ スイッチ入れたらぶっ壊せ 理屈も評価も後から来い とことん俺は逃げ…
机の端に地球儀 旅する机上の薄埃 私は宇宙のダークマター 誰か遊ぼう鬼ごっこ 走ればグルグ…
なあ知ってるか ネズミの野郎共に 天敵も病もない 食うにも困らない まるで楽園を提供したら …