【短歌とエッセイと】信じれば何者にでもなれるから 蝶の羽ばたき 追い風にして
うまく飛べない日常も
きっとなにかのきっかけで変わっていく
いつか飛び立てると信じていれば
====================
最近知ったバタフライエフェクトという言葉を短歌にしたいと思って詠んでみました。
バタフライエフェクト(バタフライ効果)とは、些細なことが、さまざまな連鎖を引き起こし、後々の大きな出来事のきっかけとなる、という考え方のこと。
気象学者が行った講演タイトル「ブラジルの一匹の蝶の羽ばたきが、テキサスで竜巻を起こすか」からきているそうです。
似た言葉に日本のことわざ「風が吹けば桶屋が儲かる」があります。
こちらは、ある出来事が、一見なんの関係もないように思える意外なところに影響を与えるという意味。
これらふたつは、どんな出来事も巡りめぐって、思わぬものに影響する、という点で非常によく似てますね。でも、一匹の小さな蝶が予測困難な変化を引き起こすというバタフライエフェクトの方が、よりドラマチックで夢があるなぁと感じます。
じぶんは蝶になるのか。
それとも大きな変化を起こす人になるのか。
楽しい空想は、どこまでも広がります。