好きになったのはどっちが先?答えは、
付き合ってそろそろ半年か。
「みさき、ちょっとコンビニ寄っていい?」
『何買うのー?』
「コーヒー」
『あ、いいね〜、私も飲みたい!』
「780円になります。」
『ヤスさん、またやってる〜。』
「ん?」
『今、“なります。“って言葉に反応して脳内で使い方についてまた考えてたでしょう?』
「ん!!!なんで分かったの?」
『だって、いっつも文章について考える時同じ顔してるよ。ふふっ』
「本当に?なんか恥ずかしいなー。」
みさきにはいつもなんでも見抜かれてるなぁ。
『そういえばあの時、傘買わなかったね〜。』
「ん?いつのこと?」
『バイト先の飲み会で一緒に帰った時。』
「あ〜、コンビニなかったからねー。」
『本当に?』
「・・・。」
「…実はさ、あの時、田中にみさきを送ってって言わせたのオレなんだよー。」
『うん。知ってた。』
「ん!!!?知ってたの?」
『なんかコソコソ話してるのちょっと聞こえちゃったんだもん。だからさ、好きになったのはヤスさんが先だね〜。ふふふ。』
なんだよ。可愛いなぁ。鼻歌歌いながらオレの先を恥ずかしそうに歩くみさき。自分で言って自分で照れてるじゃん。なんかオレまで恥ずかしくなってきてしまった。
↓こちらのお話の続きです↓
ヤスさん、これで本当に終わりしますんで(笑)
ずっと思い浮かんで止まりませんが、ストップしないと永遠に続いちゃう。笑
ほんと楽しい時間をありがとうございました。