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デザイナーの引き出し

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デザイナー・デザインにまつわる記事のまとめ。
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記事一覧

日本のすごいデザイナー48選

僕はデザインがもっと上手くなりたいとずっと思っています。 「デザインが上手い」という言葉には、さまざまな意味が含まれます。 Xでフォロワーがたくさんいて、拡散されているデザイナーは ビジネスとしてデザインを使うのが上手いデザイナーが多い印象です。 また、Xのルールで拡散しようとすると、ドーパミンを出す投稿が一番効果が高いため、高いデザインスキルがなくてもハックすることができます。 Xはデザインでビジネスをしている投稿に偏っています。 それでは本当のデザインの広さや美しさや

デザイナーが主導する「カンパニーデック」の作り方

こんにちは、GaudiyデザイナーのTORAJIRO(@jirosh1998)です。 2023年10月11日に、Gaudiyはコーポレートブランドを一新しました。 ブランドの刷新に伴って、カルチャーデック改め、カンパニーデックをフルリニューアルしたのですが、このnoteではその作成過程を振り返っていこうと思います。 なんで作ったの?発端はコーポレートブランディングの刷新に伴うビジュアルアイデンティティの刷新ですが、以前作ったカルチャーデックは制作から1年半以上経っており、

第1号 「謎のテニスコート」 (無料公開中)

いよいよ始まりました! そういうことか新聞。毎号、いろんなコーナーが登場。今回は、まず「Photopico フォトピコ」。2枚の組み写真で伝える表現。私が住んでいるマンションから見えた微かな「妙」がテーマ。 「nコマ漫画」はn=4。まぬけでかわいい後悔のお話。  「今週のココが好き」は、きっとみなさんが見逃しているココが登場します。 最後には、創刊を記念しての随筆。この新聞のアイコンである子犬の秘密が・・。 さあ、ご覧あれ。(編集長 佐藤雅彦) 自宅マンションの隣の校庭でテ

STUDIOでダークパターンを学ぶツールを黙々と開発した私の華麗なる夏休み

こんにちは、@shosomin です。 普段はIT企業にデザイナーとして所属しながら、美術大学の社会人大学院生をしています。 今年の夏休みは、「UXデザインにおけるダークパターンをゲーム感覚で学べるツール」の簡易プロトタイプを開発しました。この記事では、開発経緯や狙い、具体的なUI設計・開発プロセスについてご紹介します。 1. なぜ開発したのか:研究の道のりを「展示会」でデザインしてみる私は現在、社会人大学院生として、「倫理的なデジタルサービスの持続的な組織開発」について

Googleのデザイナーから学ぶ UI / UX デザイン 後編

前回の続きになります。 引き続き講座で学んだ、重要だと感じた箇所をメモしたものになります。 FigmaとProtoPieで行うアプリの模写ライトモードとダークモードのVariable作成 講義の初めは模写から始まり、ライトモード、ダークモードの変数管理についてデザインしました。 まずVariableを指定し、デザインで使用したColorがVariableで指定したカラーに変更できているか確認します。 ProtoPieでプロトタイプを作成 スクロールアクションを追加

デザイナー向け デザインと組織を、理論とともに学べる動画 21選 【CULTIBASE無料化記念】

この度、わたしが担当する CULTIBASE が 完全無料化し、誰でも登録すればすべてのコンテンツを利用することが可能になりました🎉 ※今までは、月額2980円かかっていました 動画、記事、ラジオ等、900以上の学習コンテンツを載せていますが、すべてオリジナルで制作しており、MIMIGURIの理論と実践がたっぷり詰まったコンテンツたちです。 どれも捨てがたい…と思いつつ、こんだけあるとどれを見るか悩ましい。という声も聞くので、改めてデザイナー・デザインマネージャー向けにデ

卒業して3年、大学で200分デザインリサーチの授業をした話

こんにちは。note株式会社でUXリサーチャーをしている仙田です。 先日、母校の大学でデザインリサーチの授業をやりました。 50名以上の学生が参加する、200分の授業。めちゃくちゃ緊張しました。 学生同士でカバンの中身を見せ合ってインタビューを行い、相手の持ち物からその人を取り巻く環境を紐解いていく、という授業を設計しました。 まだ経験が浅いのにも関わらずこんな貴重な機会をいただくこともなかなか無いので、授業の構成や授業まで準備のプロセス、当日の振り返りを書いてみようと

初めてのコンビニポップデザイン奮闘記。小さな世界に詰め込んだ想い。

こんにちは!GREEN SPOON コミュニケーションデザイナーのちゃんあか(@akairo1996)です。 GREEN SPOONに入社して2年が経ちました。普段は、お客さまがサービスをたのしく使いつづけられる体験づくりを企画〜デザインまで一貫して担当しています。 先日4月2日より、全国のファミリーマートで1日分の野菜/フルーツが摂れるスムージー2種を数量限定で発売しました! 日常生活の中でより多くの人がGREEN SPOONと出会える瞬間が増え、身近なところで手にと

【海外記事】AirbnbがUXデザイン界のリーダーとなるまで2

本日もこちらの記事を取り上げます。画像も以下から引用しています。 前回はAirbnbの創立から最初のスマホアプリリリースまでを見てきました。今回はその続きの話になります。 本日もよろしくお願いいたします。 彼らの初めての飛躍-"Belo"あらゆる企業が何年もビジネスを行っていく中で方針転換を行っていますが、Airbnbにとって大きな変化をもたらしたのは大規模なリデザインでした。 "Belo"シンボルはAirbnbが業界のリーダーとなって以来、ポップカルチャーの中のアイ

【海外記事】デザインをする上で知っておきたい、5つの心理法則とその活用法

こんにちは、RAKSULでデザインインターンをしている川村です。 いきなりですが、デザイン心理学という言葉を聞いたことがありますか? デザインは美的な要素だけではなく、ユーザーの心理的なニーズや行動を理解し、魅力的なユーザー体験を創出する点においてとても重要な役割を担っており、デザインと心理学は深くリンクしています … 人がどのようにプロダクトとインタラクトし、彼らの意思決定がどのように影響され、あるいはコントロールされうるかを理解することは、UXデザイナーが取り上げるべき

【ビジネスデザイナーが読むべきnote】不確実性とデザイン

 はじめに/創刊のご挨拶少し前に思い立って「business design shift」というマガジンをnoteで創刊しました。このマガジンは、ビジネスデザインのトレンドや革新的なアイデア、変化の兆しを探ることを目的としています。noteには数多くの素晴らしい記事がありますが、それらをクリップすることでビジネスデザインの可能性を拡張し、持続可能で意味のある変化を生み出すためのインスピレーションを提供することを目指しています。 「business design shift」の

Slack×Zapier×Notionでデザインの要望を自動収集しよう

こんにちは〜🌝 株式会社LayerX デザイナーのわたなべなつき(@oooNAKi)です。 法人支出管理SaaS『バクラク』のデザイン周りを担当しています。 今はフルリモートで富士北麓で働いています。(夜とっても涼し〜い!) LayerXも、私が1年前入社した頃からあっという間に従業員数が増え、今では200名(2023年7月時点)に。従業員数が増え、やりたいこともたくさん増えてきました。 デザインに関するご要望も、Slack内で見かけるようになったものの、要望をストックして

その状態のデザイン考えてなかった! UI Stackってナニ

アプリの画面をデザインする際、エンジニアさんに 「なにも登録データがない場合、どう表示しますか」「選択したときの状態ってどんなデザインですか」などと聞かれて 「ウワア考えてなかったすみません、今作ります。。」 (なんて自分はポンコツなんだ、、ウウウ) と、なりたくないですよね。 UI Stackは👆のような状況を回避するのに便利で大事な考え方だと思ったので、言葉の意味を知らない方はぜひ読んでってください! UI Stack アメリカのプロダクトデザイナー Scott H

「お金管理ページ」の未来を考える、DESIGN SPRINTを実施しました!【後編】

BASE BANK事業のデザイナーをしている早川です。 前回に引き続き、BASE BANKチームで実施したデザインスプリントについて紹介させていただきます。 「基本的には書籍通りに進める」を意識してやったというのは前回の記事で書いたとおりですが、実際に進行していく上でちょっとした工夫やカスタマイズしたポイント、またもっとこうすれば良かったなという点が振り返りで出てきたので、1日ごとにその辺りの話もまとめて書いてみます。 day1-月曜 : 理解(知識を共有し、ゴールを設定