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「なりきる」で自分のスイッチを押そう!
こんばんわ。お久しぶりです。
今日は「スイッチを見つける。」というテーマです。
最近学生さんと話す機会がそこそこありまして。
いろいろ質問してもらうんですが、その一つに
「私は言語化が苦手でうまく喋れません。どうしたら言語化できるようになるでしょうか?」
というのがありました。
うーん、とその場で考えて答えたことを備忘を含めて書こうと思います。
いくつか答えたのですが、その一つが
「自分が話せる環境を自分で見つけて、その環境を作る努力をすること」
でした。とりあえずこの一つについてメモ。
言語化すると一言で言っても、言語化ってなに?言語化できてるってどういう状況?そもそもなんで言語化したいの?とかいろいろ考え出したらキリがないのですが、いったんシンプルに考えて、「自分が話せる環境を作ること」と答えました。
話す内容がなんであれ、まずは話せないと。
そして自分が話したいことを話せないと。
「自分が話したいこと」を話せている!と感じたことってあったかな?それってどんな環境だったのかな?と思い出してみる。
環境っていろいろあります。
時間帯かも。朝一は調子いい。夕方が冴えてる、とか。
相手の人数かも。1対1かも。複数かも。ステージかも。
服装かも。ネクタイしていると引き締まる。ジャージの方がいい。
思い出してみてください。きっとなんか気づくことがあると思います。
どんな細かいことでも。それで調子いいなら、それに拘ってみよう!
話す内容で悩む前に、自分が話せる環境をそろえること。その努力をすること。
と、学生さんに話して、じゃあ自分はどうだったかな、と思うんですが。
自分が就職活動しているときに考えていたことが一つだけありまして。
それは「なりきる」ということ。
誰に?
私はね。サラリーマン金太郎。だったんです。
いや、私は小説や漫画を読まない人だし、ドラマも映画も見ない人なんで、サラリーマン金太郎は話は良く知らないんですよ。
画風とか、ちょっと紹介されている記事とかを読んだことがある程度。
でも、「あの雰囲気」でいたいな、と思ったんです。
前向きな気持ちを出して、楽しんでいる気持ちを出して、かっこつけずに元気に、正直な気持ちを前に出していく。
就職活動は勝負なんだから、楽しく、前向きに、正直に行こう。それで落ちてもそれは良かったことだ。自分を信じてくれる人を探しに行こう。
そう思っていました。
それを象徴するイメージがサラリーマン金太郎だったんです。
で、何をするって、髪型をオールバックにして(決して金太郎はオールバックではない)、会議室に入るときに胸を張って大きな声であいさつする、相手の目を見る。そのくらい。でもスイッチを入れるにはそれが良かったんです。
あのときはピュアに、自分の道を自分で見つける!そんな気持ち。そのためにサラリーマン金太郎モードになるというスイッチを押していました。
言語化したいという学生さんを前にして、自分にうそをついたり、必要以上に着飾ったりしないでほしいなと思ってそう答えました。
でも、今の自分はどうかな。
学生さんと話すと初心に戻れます。