私の自己肯定感が低くなるまで
こんにちは!
今回は私の自己肯定感が低くなるまでについて話していこうと思います。
今思えば(そんなこと…)と思えるのですが、当時私の自己肯定感を下げるには十分だったなと思うので、つらつら備忘録として書いていこうと思います。
1.兄との格差と差別
個人的にはこれが一番大きいと思います。
私には歳が離れた兄が1人いて、その兄は学生時代とにかくなんでも出来ました。
兄は勉強も得意でいつも学年上位、スポーツもできて高校・大学とスポーツ推薦で受験もしたことない(ただそれでも頭がいいのでさらに優遇される)、就活もあっさり上手くいっていました。
一方私は勉強は中の中、スポーツもやってましたがとにかく普通でレギュラーには入れてもそんな目立つポジションでもないので高校・大学は普通に受験。就活も人並みにやりました。偏差値もthe普通。兄のように秀でた特技もなく、いつも家族内では「お兄ちゃんは」「お兄ちゃんは」と兄と比べられていました。
それも今考えたら別に悪い事もなくて、私みたいな人の方が大半なのに、あの時はそんなことも出来ない・褒めたり構ってもらえない自分が大嫌いでした。
そんな両親は兄にべったりで、いつも土日は兄のスポーツの練習に一緒に出掛けて小学校低学年から休みの日はずっとテレビを見まくる日々。
なんとなく(期待されてないんだな)と感じていて、普通に家族仲は悪くはなく、私自身習い事などもさせて貰ってましたが、あくまでも私は趣味の延長線扱い。(私がそんなできなかったのもありますが)なのでどこかもやもやすることが多かったです。
そんなある時、大人になってから兄がとある大きな失敗をします。身バレ防止で詳しくは書きませんが、なかなかに大変なこと。(犯罪ではないです笑)
そこから両親のわたしをみる目が一気に変わりました。
「普通が一番だ」「あなたは偉い」「あなたはお金がかからなかった」など。そういうふうに言われることが増え、ついに構ってもらえた!褒めてもらえた!と嬉しい反面、その手のひら返しが余計に私の自己肯定感を下げていきました。
2.同性からのストーカー
次に大きかったのはこの出来事。
この出来事はいつかまとめて書こうと思うのですが、本当にストーカー以前に彼女のわたしに対する態度がとても酷かったです。
自分の思い通りにしたいという考えが彼女はすごかったので、例えば私が彼女の意に反することをすると追いかけ回されたり、嫌味を直接言われていました。
例えば新しい服をきたら「その服はダサい、似合わない」「こういう服を着ればいいのに何できないんだ」と言われたり、大学内の自分以外の人と私が遊びに行くと「お前は色んな人と遊びに行くから周りのみんなは八方美人だと言っている」と言ってきたり…。(言っている人は実際いませんでしたが「みんな」と言われると身構えてしまいます)
しまいには私が当時お付き合いしていた彼氏の悪口を毎日のように聞かされていた時期もありました。
そんな人となんで一緒にいたのかと聞かれると、まず入学式で目をつけられ同じサークルへ入部。
1年生の途中で彼女の異常さに気づいたので、2年の履修登録からは彼女にバレないようにしていましたが、どこからか私の履修する授業を知り、全く同じ時間割にされる。
私が乗ってくるであろう時間の電車のタイミングで駅で待っている(わたしが田舎に住んでいたので、乗る電車が特定されてしまう)等の理由で離れようと思っても離れられませんでした。
そこから自力で絶縁するまでの話はまた別のことで書くのですが、このような生活を4年間していたことで私の自己肯定感はもう底辺に。
もう新しく友達もつくらない、当時の親友以外はみんな怖い、周りに自分のことを表面上しか話さない、その時はそう思うようにもなっていました。
(今は傷も癒えて、社会人友達もできました)
3.仕事での失敗
以前抑うつになった理由の記事で書きましたが、こんな私でも仕事だけは上手く行きました。
それで少しずつ自己肯定感が戻る中、失敗により逆戻り→抑うつ。
再び私の自己肯定感は底辺になりました。
この時は私は「仕事ができる自分」に価値を感じていて、家族からも褒められていました。
「そんな才能があったんだな」と。
なので仕事は唯一私に自信をくれたものでした。
1.に繋がるのですが、その時のことを思い出して「唯一出来ていた仕事も出来ない私は、いよいよ本当に価値がない」と考えるようになり、そこから仕事に関してさえ、何をしても自信を持てなくなりました。
4.自己肯定感を上げるって難しい
今は前よりは楽観的に考えられるようになりましたが、過去の経験を思い出すとやっぱりまだまだ辛くなる事ばかり。
自己肯定感に関する本とかも読んだりしますが、なかなか(そうなれたら楽だよねー)となるだけで上手くはいきません。意識しても本当に難しいです。
褒めてもらえたりしても「裏があるのでは?」「こんな私だからお世辞を言ってるんだ」と考えてしまいます。
褒めてくれている相手には本当に失礼だなということは重々承知ですが、上手く切り替えられないのです。
もちろん相手を見て表面的に喜んだりはします。
自己肯定感を上げるためには、コツコツそうする努力をするしかないんだろうなあと、自分が前向きに考えられるところからやっていこうと思えるようになったそんな今日この頃です。(だいぶ成長)
後「仕事も出来ない私は、仕事からを休むのは禁止」と感じていた私が、辛いと思ったら休もうと思える。そこまでなっただけ、ここ数年で成長したなと感じています。
ただ、まだまだ周りと比べると自己肯定感も低く、周りに迷惑をかけてばかり。
成功体験を皆さんも少しずつ感じて、自己肯定感を高めていこうと思います。