【エッセイ】この世界の本音(短文)
どんなに優秀な人でも
優れた科学者や哲学者でも
あくまでも全ては自身の主観での捉え方であること
と
どんなに天才的な世紀の大発見をしたとしても
この世界では数千年先であっても
常にひっくり返る可能性があること
つまりこれは「確実にこうだ」とは
言い切れないことを
自覚はもちろん
その事実を自身から公表しなくなったら
すべてただの塵に同じく朽ちてしまう
つまり
本物の人とは、本物の事とは、
本物なんてものが
そもそも偽物、虚像なのだと
自らが自覚しそれを周りも知っているもの
そして言うなれば
【欲求】なのか、【探求】なのか、を
わかっているということに他ならない。
おしまい
二階堂新太郎
2024.11.22(金)