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「洋画は字幕版で観るのがいちばんしっくりくる」んだよなぁ。って話。

(蛙*^ω^*)<カエルは『声優』という仕事をリスペクトしていて、その仕事の全てを賞賛したいと常々考えています。
つまり、声優が務める「アニメや吹き替えなどの声のお仕事」も「アイドルとしてのお仕事」も「舞台などのリアルの演劇」も「バラエティなどの本人のキャラを活かした仕事」も「その他の様々な声以外のお仕事」も、まるっと、素晴らしい仕事だなぁ。
と思っているワケです。
『声優』である、というだけで無条件にリスペクト出来るくらいには尊敬しています。
でも、

洋画を観る時は、字幕で "本来の言語での意味" を日本語の良さで愉しむべき。

(蛙๑╹ω╹๑ )<って、今日『デッドプール&ウルヴァリン』を観て改めて思ったんだよね。

『デッドプール&ウルヴァリン』を観るのは本日で2回目。
前回は吹き替え版を観賞。
本日は日本語字幕版を観賞。

もちろん、作品はどちらで観てもとても良かったのだけれど、2回目の方がより感動する事ができた。

(蛙๑╹ω╹๑ )<多分これには2つの要因があって、

1つめは、「2回観たから、作品の解像度が高くなった」って当たり前の事だと思う。
これは本当に当然の結果で、あと1回観たらさらに作品の事を好きになるのは間違いない。
作品のバックグラウンド、つまり今回で言うと『X-MEN』や『アベンジャーズ』の前作やコミックの事を詳しく知らなかったとしても、作品を繰り返し観る事でデッドプールやウルヴァリンのキャラクターの解像度や思い描く思想や感情に没入できるって意味。

これには心理学の『ザイオンス効果』も大いに関わっていると思っていて、単純に繰り返し好きな作品に触れるだけでもっと作品の事を魅力に感じるようにヒトの脳が出来ているからとも言える。

出典

ザイオンス効果【単純接触効果】:
相手に何度も繰り返し接触することによって、だんだん好感度や評価などが高まっていくという効果のこと。
第一印象が悪感情の場合は逆にどんどん嫌いになるケースもある。

元々作品が好きだから、2回、3回と観ることでもっと好きになっていっているってこと。
前回の吹替え版よりも、今回の字幕の方が単純に魅力的に感じやすい、カエルの心理状態だったって話。

でもそれだけじゃないっていうのが、今回の主題で2つめの要因。

「『字幕版』は話し言葉ではなく、意訳に翻訳されている」

だから、字幕を読んだ時にストーリーやキャラの言葉を理解しやすくなっているのだろう、って事。
これってぶっちゃけて書くと「和訳した翻訳家の力量なのでは?」って話になってくるのだけれど、だとしたらカエルがこれまで観てきた洋画の翻訳家は字幕版の翻訳家のほうが優れている。っていう偏った答えになっちゃう。
さすがにそれはおかしい。
だからこそ、単純に翻訳家の力量だけでなく、元の言語の意訳の方が、日本語の話し言葉に変換した場合よりも、「作品本来の良さが伝わりやすい」と考えられるってワケ。

1つの作品をBlu-rayとかで再生した時に、
日本語字幕を付けて、かつ吹き替え版にして観賞してみるとよく解るのだけれど、けっこうセリフによる表現は異なっている。

これはその時々によって耳に馴染みやすい言葉や流行の表現とかがあったり、吹き替え翻訳する人、吹き替える人(声優や俳優)の個性が出やすいって幾つもの要因がまた考えられる。

その点、字幕版の場合は翻訳家とそれを監督する人(ゴーサインを出す人)と、関与するフィルターの数が少ないハズ(詳しくは知らないけれど)なので、表現が歪みにくいと考えられる。

ここは吹き替えと字幕の明らかな差だと思うんだよね。
ことカエルという受け取り手は「声優と吹き替えも好き」っていうスタンスだから、フィルターが幾つ増えても最終的に言ってる事が倫理的に不快になる場合を除けばちゃんとキャッチするのだけれど、「元の作品の表現を維持できているか」という点においては字幕の方がより大元の作品に近いハズなんだよね。

そういう意味では「他言語の作品はその言語で観るのが最も良い」って事になってくるけど、まあ全部の作品をそのように愉しむのは至難なので、ここでは置いておく。


て事で、カエルの結論としては元の作品により近いセリフで観賞者に届く『字幕版』のほうが洋画を観る先にはしっくりくるんだろうな、って思うワケ。

ただ、まあ、実際これも人によりけりだと思う。

と言うのも、カエルは日本語の美しさが好きという「日本語との相性」みたいな所もあるから。

『日本語』は、微細で情緒豊かな表現をする事に優れている一方、受け取り手の読解力や、教養の有無、感受性、倫理観、好み、などなど色んなピースがその人の心にハマる/ハマらないが分かれる言語でもある。

だからカエルが

(蛙*;ω;*)<あのウルヴァリンのセリフは、字幕版のセリフの方が自分が引き起こした過去の後悔と哀しみを内包していて、良かった。

と感想しても、他の人から言わせたら

( *•ω•)<吹き替えの方がウルヴァリン良いこと言ってたね

みたいな食い違った感想、総合的な評価の差になる事も多々起きる。

特に好みの面で顕著に現れるだろうけれど、この辺も教養とか倫理観で差が出やすそうな所だ。


禅問答みたいな話はともかく。これだけ

(蛙*^ω^*)<『声優』が演じる作品が好きだ!

と公言しているカエルから見て、

(蛙๑╹ω╹๑ )<でも洋画は『字幕』の方がしっくり感じてよい。

という結論になるのだから、今回のカエルの考察がたとえ的外れであったとしても、「字幕の方が良いなぁ」と感じさせる何かが確かに存在するのだろう。

「洋画は字幕版」


と考えるみなさんはどう思うだろうか?

別の意見などあればぜひコメントで教えてほしい。


今回はそんな感じで。

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それではまたᐕ)ノシ

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