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「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」と共に成長した。【好きなものを語る】

 劇場版『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』を観たんよ。

 劇場版第二作目。
 一作目もソニックファンとして大変満足できた作品でしたが、今作もとても良かった。

 一作目から、ソニックの吹替版声優が金丸淳一さんじゃなかったというガチ炎上案件もありましたが、吹替版声優を務めた中川大志さんの演技も、正直悪くなかった。(上からの物言い申し訳ないが、20年担当した声優が変わることを受け入れるというのはファンには相当な負荷だった。金丸さんも暗に言及してたことも相まって尚更だった)

 本作ではナッコォズの声優もOVA版の松本保典さんでも、ゲーム版の神奈延年さんでもなく、木村昴さんになっており、残念に思ったりもした(されど木村さんの演技は流石のジャイアンで、それはそれで、正直良かった。馬鹿正直なナッコォズだった)。
 
 声優に関してはテイルスが広橋涼さんのままだったことは本当に良かった(本当に本当に良かった。※ただし『アドベンチャー』の子役が演じている棒読み演技も個人的には好きだった)。

 次作では、ロボトニック(エッグマン)の体型は変わっていてほしい。思い入れのある声優である大塚周夫さんは鬼籍に入っていらっしゃるので仕方がないけれど……泣
 
 劇場版のオリジナルキャラクターであるマディが井上麻里奈さんなのはマリーナのファンであるカエルには望外の歓び。

 と、いう感じに、カエルがやたらソニック・ザ・ヘッジホッグのキャストの話とかにこだわりを見せるのは、カエルが小学生(もしかしたらその前から)ソニック・ザ・ヘッジホッグをプレイしてきたから。

□カエルの " ソニック歴 "

 ソニック・ザ・ヘッジホッグのデビューはアーケードゲームですが、カエルの初プレイは91年発売の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(無印)』

メガドライブ版 初代ソニック・ザ・ヘッジホッグ

 そして最もハマってプレイしたのが94年発売の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』でした。 さらにその後の97年発売のセガサターン版『ソニックジャム』、98年発売のドリームキャスト版『ソニックアドベンチャー』、2001年発売の『ソニックアドベンチャー2』、04年発売のゲームキューブ版『ソニックヒーローズ』とプレイしてきました。 社会人になりハード系ゲームをプレイしなくなってからはソニックからも離れてしまいましたが、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ』と『ソニックアドベンチャー』は本当にやり込んだゲームでした(アドベンチャーはトロフィーフルコンプしたくらい時間を使った。チャオもチャクロンに勝つくらい育てた)

ソニック・ザ・ヘッジホッグ3
ソニックアドベンチャー
ソニックアドベンチャー チャレンジレースの『チャクロン』

 もう本当に昔からソニックが好きで、カエルの人生のゲームプレイ時間の1/4は間違いなく『ソニック』で占められています。
(残りの3/4は『タクティクス・オウガ』を始めとする『オウガバトルサーガ』シリーズと、『ロマサガ3』などの『サ・ガ』シリーズと、その他で構成されている)

タクティクスオウガ
ロマンシング サ・ガ3

 
 ゲームこそ全てをプレイしている訳ではありませんが、ソニックに対する思い入れは深く、劇場版に「ゲームのオマージュ」が入っていることを期待せざるを得ないワケであります。


□劇場版で胸熱になったシーン
 

 てことで、本noteではストーリーに関してはネタバレしないので一切触れませんが、語りたいのは最新劇場版に登場する『ステージ』について。

 カエルは、

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』のステージである " ICE CAP ZONE " と、

『ソニックアドベンチャー』のステージである " ロストワールド "

 のオマージュになるシーンが登場したことが嬉しくて嬉しくて堪りませんでした。

 カエルの「2大好きなステージ」だったので。
 
 (なお前作ラストと本作冒頭のシーンであるMUSHROOM HILL ZONEなど他ZONEも多数登場してます)
  

 アイスキャップとロストワールドに関しては、恐らくファンでもこの2つのステージが好きな人は多いと思いますが、兎にも角にも、とにかく音楽がめちゃくちゃ良い。

■ICE CAP ZONE ACT1

■ICE CAP ZONE ACT2

■ロストワールド(前半)

■ロストワールド(後半)

 
 ていうか、ソニックシリーズは、ゲームミュージックが本当にカッコいい。

 ゲームミュージックを担当しているクリエイターはソニックシリーズに限らず本当に皆さん良い仕事をしていらっしゃると思います。(前述したタクティクスオウガの崎元 仁氏・岩田 匡治氏 然り。ロマサガシリーズのイトケン然り)

 その中でもソニックシリーズはカッコいい。
 とカエルは思う。

 瀬上 純 氏、本当にありがとう。

当時ブームになっていたソニックシリーズに携わりたいという思いから、学生時代やっていたバンドの自分の曲のデモテープをセガに送ってみたところ、採用になった。デビュー作は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』。

Wikipediaより

 つまり瀬上氏はカエルにとって親(というか神)に等しい存在であり、いわゆるネットスラングの1つである「親の声より聴いた曲」を地で行く存在。と言えます。
 同じくカエルが愛するゲームミュージックを創造された、崎元 仁氏・岩田 匡治氏・イトケンと合わせて考えると、4人の神。ハワイの神話に登場する創造神含む偉大な四大神のようなもの。

ハワイの四大神とは、
戦いの神であり、山や海の神でもある「クー」
農耕の神、豊饒の神である「ロノ」
万物の根源、生命の神である「カネ」
海の神、死者の世界の神である「カナロア」

ハワイでは、ロノ神を主神とする収穫祭「マカヒキ」が盛大に行われていたことや、偉大なカメハメハ大王が 戦いの神クーを信仰していたことから、四大神の位置付けは、クー、ロノ > カネ、カナロアという 順序のようですが、ポリネシア全般では、カナロアが万物の創世神、日本でいうところの天照大神のような 位置付けで信仰されていた、という違いはあるようです。

ハワイの神話と伝説より

 それはさておき。
 劇場版にて惜しむらくはアイスキャップ・ロストワールドのBGMまではオマージュに入っていなかったことでしょうか。(初代GREEN HILLはスマホの着信音とかいろんな所で使われてた)

 むしろ日本語吹き替え版の主題歌はDREAMS COME TRUEが担当されてたんですね。声ですぐわかるのはさすが吉田美和さんやなって。

 
 
 音楽も良いが、当然ステージが美しい。

 本当にロストワールド好き。難易度そこそこ高いのも良い。

 24年前のドリームキャスト時代でこのクオリティ。

 現代のCG技術でどう描かれているのか。

本編CMより

 ワクワクしますよね。
 
 観ていてすごく楽しかった

 エッグロボ、超巨大で登場するし。

 
 前作よりさらにエンターテイメント性もアクションもスピードもマシマシになってて、シンプルに面白い映画だった。
 
 前作もだったけど、エンディングで感涙しちゃった。作品にSEGA愛があってホント良いなって。
 
 
(何で踊ったり挙式開いたりしたのかは分からんかったけど。気にしないでおこう)

 
 てことで、もう一回観たいなーって思いました。コッチでは吹替版しか観れなくて。字幕版も観たいんですよねー。
 
 もし字幕・吹替、両方観れるという方はぜひ両方観てほしいです。個人的には吹替版→字幕版の流れが好ましいのかなーって思います。


 いやー、やっぱり、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』は良い。
 いくつ歳をとっても、ソニックがカッコいいしテイルスかわいいしナックルズアホカワいいし、エッグマンとストーン良いキャラしてるし、「ナク×テイ」てえてえってなった(新たな発見)。

 次作ではシャドウエミールージュ、などなど、『ソニックアドベンチャー2のキャラ』まではすべて出てほしいですね。(ビッグとかまで出すと大変だろうけど)
 
 そしてE-102 "GAMMA"も頼む……『アドベンチャー』に登場するガンマがクソ好きなんや……。

ソニックチャンネル


『ソニックアドベンチャー』のガンマのストーリーは自然泣ける。
 絶対に出ないだろうけど、チラッとでも出てほしい。

 

 ストーリーに触れてない所で語るとこんなところでしょうか。

 いやぁ……ソニック、そしてセガのゲームは世界いちぃぃぃ! やわ。


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