【noteで学ぶ腸内細菌学85:プロバイオティクスで鬱症状が治る! かも。って研究】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
腸活による腸内細菌の活性化や、腸機能の改善により、
・体内炎症レベルが低下する
・体調が改善される
・脳機能が改善する
・上記の影響でメンタルも改善する
みたいな効果が生まれるのはこれまで何度も紹介していますが、プロバイオティクス(細菌を使ったサプリメント)でもメンタルの改善『鬱症状の治療』になる。
という研究がありました。
ちなみに臨床試験ではなく動物実験です。
マウスに過度のストレスを与え(轟音を聞かせ続けたり、強いストロボライトを当てたり)、人為的に鬱状態にします。
マウスは自由な環境でもジッとして動かなくなったり、逆に緊張を強いられる環境でもボーッとしたりと、行動が支離滅裂になったそう。
その後プロバイオティクスを与え、鬱状態から回復するかを研究。
研究モデルとしてはひどいマッチポンプですが、(ちなみに動物実験による人間が得ている恩恵をnoteに書いたことがあります)
その貴重な動物実験の結果、プロバイオティクスによる鬱状態からの快復と、鬱状態に陥る時の生物学的傾向が明らかになったそう。
□キヌレニンの増加
鬱状態に陥ったマウスは乳酸菌が大幅に減少。
プロバイオティクスを接種することで鬱状態は快復したのですが、乳酸菌が減少したマウスの血中からはキヌレニンが増加したことが同時に分かった。
キヌレニンと体内炎症の関係性の詳しい解説によると、
と、身体に悪い事すると、キヌレニンが増加しますよ、ということらしい。
上記に挙げた「強いストレス」「肥満」「睡眠不足」「腸内環境の悪化」は全て『鬱』の原因として必ず名を連ねる現代病ですよね。
さて、このマウス実験では過去に紹介した『ロイテリ菌』が使用されています。
■ラクトバチルス・ロイテリ
ロイテリ菌は様々な悪性の細菌の増殖を抑制することで有名で、虫歯菌である『ミュータンス菌』の抑制や、胃がんの原因である『ピロリ菌』を減らす効果もあると言われています。
乳酸菌にも色々ありますが、取り入れるなら代表的な菌から始めてみるのも良いかもしれません(o・ω・o)ちなみにカエルもロイテリ飲んでます。
粉末タイプとカプセルタイプがありますが、飲みやすいのはカプセルかな。
カエルはイヌリンとかも飲んでるので、粉末でも差し支えありませんでしたが。
腸活として。鬱予防として。
プロバイオティクスを飲み始めてみるのはアリかもですね(o・ω・o)ぜひ参考にどうぞ。
■参考記事
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