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目をつむって踏み出した一歩が、書く「+α」を学べるスクールでのたくさんの学びに変わるまで

11月12日、8月から参加していた、書く「+α」のスキルを学ぶことができるオンラインスクール「Marble」の卒業課題発表を終えた。

晴れてスクールを卒業して、これまでの学びを思いかえしてみると、あっという間だった気もするし、いつまでも続くのではないかと思うくらい長い日々だったような気もする。

ただ、間違いなく言えるのは、書く仕事を続けていくために必要な多くのことを学んだ3ヶ月間だった。

Marbleに入る前の自分は、書く仕事をしたい気持ちはあるのに、どのように進んでいけばいいのか分からず、途方に暮れていた。

「書くを仕事にする」と宣言して一歩を踏み出したはいいものの、次の二歩目の置き場が見当たらず、軸足を離すこともできないまま、さながらバスケのピボットのようにぐるぐると回転して、進むべき道を模索していた。

そんなときSNSで、Marbleスクールの2期生を募集するという告知を目にする。

もともと、Marbleスクールが始動した当初も興味はあったのだけれど、当時は仕事も忙しくて時間の融通がきかず、泣く泣く断念していた。

迷いもあったけれど、その後、説明会に参加して、書く仕事にチャレンジしたい気持ちが強くなり、インタビューや編集、広報などのスキルを学ぶため、Marbleに参加することを決めた。

企画から執筆まで。インタビュー記事ができあがるまでの流れを体感する

インタビュー講座では、実際に活動してみないとわからなかったであろう、企画から執筆まで、取材の一連の流れについて知ることができた。

正直、Marbleに参加するまで
インタビュー取材は、本当に未知の世界だった。

どのように学べばいいのか、どんなスキルが必要なのかも未知数。3つの主要講座のなかでは、最もハードルが高いと思っていた。

そんなインタビュー講座を担当してくれたのは『書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力』の著者でもあり、現役ライターとしても活躍されているゆぴさん

インタビューライターのリアルなお仕事事情について、ときに自身の経験談を交えつつ、企画の作り方インタビューの際に必要な心持ちなど、実践的な知識をフランクに解説していただいた。

ゆぴさんのお話を聞いて、インタビュー記事を作るとはどういうことなのか、未経験ながら少しづつ理解することができた気がする。

また、人生初めてのインタビュー記事も執筆した。

Zoomの画面に映る自分の目があまりにも泳いでいたことに当惑しつつも、なんとか取材を終え、ゆぴさんらの愛という名の朱入れが込められた添削、フィードバックを経て、ようやく記事を公開したのが遠い昔に感じる。

編集講座を受けたことで、心のうちに秘めていたやりたいことに気づけた

編集者とは、雲の上の存在だと思っていた。
書くことを突きつめた人たちが、やっと辿りつける場所。

そんな編集の仕事、どうすれば獲得できるのか。

頭のなかに渦巻いていた疑問を瞬く間に解決してくれたのは、様々なメディアで編集長を経験され、自身でも編集プロダクションを運営されているフリーランス編集者のえるもさん

講座を通して、最も心に残っているのが「Webコンテンツの制作現場において上も下もない」という言葉。

編集者もライターも対等な存在として、記事をともに作りあげる。

だからこそ、ライターとして仕事をするうえでも「編集視点」を持つことが大切で、記事の目的とゴールを編集者と共有することで、読者目線の記事を世に送り出すことができる。

そして、何といっても
メディア戦略講座の内容に心が惹かれた。

自分はもともとMarbleのキックオフイベントで、自身で運営するnoteマガジンを作りたいと宣言していた。

実際は、ぼんやりとしたコンセプトは決まっているけれど、明確なカタチにするには何が必要なのか検討もつかない状態。

けれど、えるもさんの編集講座を受けながら、メディアを形作るのに必要な骨組みを学び、一つずつ築いていくことで、自分が心のうちに秘めていたアイデアをどんどん詰め込むことができるようになった。

講座中、どんどんやりたいことが浮かんできて、ずっとワクワクしていたことを今も鮮明に覚えている。

広報の仕事には人と寄りそい、考えることの楽しさが詰まっていた

「広報」という言葉自体は知っていた。

しかし、具体的にどんな仕事をしているのか、どこまでが仕事の範囲なのか、深く考えたことはなかった。

そんな、広報のお仕事について解説してくださったのは、フリーランス広報ユニット「ふたり広報」の代表として幅広く活動されているあいさん

まず、初回講義の時点で、情報量の多さに圧倒される。

それほど「広報」という仕事の幅広さ、必要なアクションの多さに驚きを隠せなかった。

それでも、あいさんの講座を受講するうちに、広報が人に寄りそい、ともに方法を考えて、相手の悩みを改善しながら次のステップに進んでいく、やりがいに満ちあふれた仕事だと心の底から感じられた。

たくさんの業務が存在している「広報」の仕事だけれど、部分的にスキルを身につけることで、未経験でもチャレンジすることができる。

あいさんは初回の講義で「広報は手を伸ばし続ける仕事」だとおっしゃっていた。その意味が今ならわかる気がする。

Marbleを卒業して思ったこと

他にもnote講座SNS講座フリーランス営業講座など、書く仕事に必要なスキルが盛りだくさんに詰め込まれたスクールでの学びは、きっと書く仕事を続けている限り、どこかで必要になるものばかりだった。

ライター未経験なこともあって、最初は参加するかどうか迷ったし、参加すると決めた時も、おそるおそる参加のフォームを送った気がする。

実際のところ、踏みだす一歩は迷いながらでも、震えながらでも良いと思っている。何なら目をつむったままでも構わない。

それでも、目をつむって踏みだした一歩は、想像していたよりも大きな歩幅で着実に前に進んでいて、見えなかった地面にはしっかりとした感触があった。

そして、恐る恐る目を開いて見えた光景は、ピボットでぐるぐると回転していた時よりも、ずっと鮮明に未来を見とおすことができる。

これからは、書く仕事にチャレンジすると同時に、自分の好きな興味や発信が誰かの興味に繋がるきっかけとなるようなメディアをnoteで立ち上げたい。

まだまだ不安な部分は多々あるけれど、学びを学びのまま頭のなかにおいて忘れないうちに、チャレンジを続けていきたいなと思っている。

最後に、Marbleの講師の方々、メンターやコミュニティマネージャーとしてサポートしてくれた方々、そして、ともに学んできた2期生のみなさんには感謝しかありません。

ありがとうございました!

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