【ご当地食材】高知ではメッチャよく使われる食材『すまき』とは?
うどんを食べようかと思ってスーパーで『すまき』を買ってきたんですよ。
うどんの具としてすまきを入れるってのはド定番っていうか、うどんのトッピングとしては非常にポピュラーな具材なんですまきを買ったわけなんですがね。
ってな風に言っていて、ふと気づいたことがあるわけです。
それは私たち高知県人にとっては非常にポピュラーな食べ物ってな風に感じているすまきなんですが、『そういや、県外に住んでいた頃にゃすまきって見たことが無かったな!!』ってことなのです。
私、若い頃は殆ど県外で住んでいたわけです。
実際の話、本州に住んでいた頃にスーパーとか量販店に行ってすまきを探したことが何度もあったんですが、全く見つけられなかったわけです。
県外で暮らした経験の無い高知県人にとっては信じられないことかも知れんですが、県外ではすまきってのは全く売られていなかったってことなんですよね。
もっとも同じ四国内の愛媛ですまきって商品を売っているのは見たことがあります。
まぁ高知と愛媛って隣接してるんで、あまり県外って感じでもないけどね。
もっとも愛媛で売っていたすまきは普段私たち高知県人が見慣れた『ピンク色』では無かったんですけどね。
ってな感じなんで『ピンク色のすまき』ってのは、おそらく高知県限定の食材じゃないかって思ったわけです。
まぁいずれにせよ、県外の人にとってはすまきってのは馴染みの薄い食べ物だと思われるわけです。実際の話、あの何でも売っているAmazon(アマゾン)ですらこの記事を書いている時点においてすまきって全く売っていないですからね。スーパーで手に入らないってことでAmazonですまきを購入しようとした高知県外に住む高知県出身者って大勢いたと思うんですがね。Amazonでも売られていないって分かって「落胆した」って方はたくさん居たことでしょう。それにしても不思議な話じゃないですか?県外暮らしの高知出身者って大勢いるわけです。高知ってあまり仕事が無い、あっても給料が安いってんで県外に出る人って非常に多いですからね。つまりAmazonですまきを販売すれば間違いなく毎日かなりの数量が売れると思うんですよね。にもかかわらず『誰もアマゾンですまきを販売しようとしない……』。言ってみればアマゾンにおけるすまき販売ってのは競合が一切存在しない、まさに絵に描いたようなブルーオーシャン市場じゃないですか?ほんと不思議な話です。
ここまで聞くと高知県外に住むあなたは未知の食材に興味深々ってことで、「すまきってどんな味なの?」ってな風に聞いてくると思うんで、その疑問に答えると『かまぼこ』に似ていますね。
ちなみにすまきってのは高知県人にとっては、年齢・世代問わず何十年もの昔といった子供の頃から慣れ親しんでいるってな感じで、常に身近にあった食材なわけです。
実際の話、高知県においてはすまきってのは様々な料理に使われているわけです。
うどん、ラーメン、ソーメン、焼きそばってな麺料理にすまきはかなり高い確率で入っています。
巻きずし、ちらしずし、田舎寿司ってな寿司類の中にもすまきってのはかなり高確率で入っているわけです。
チャーハン、おでんなんかにもすまきってのはかなり高い頻度で入っていますねっていうか、高知県で食べるおでんにすまきはマストと言っても過言ではありません。
あと、汁物、玉子焼きなんかの中にもすまきが入っていたりもします。
ってな感じですまきってのは様々な料理に合うってんで、高知県においては非常に使用される頻度の高い食材ってことが言えます。
っていうかすまきを使う料理をいちいち上げるとキリが無いんで、むしろすまきが使われることの無い料理を探す方が簡単なんじゃないかってなレベルですまきってのは高知県人にとってはポピュラーな存在だと言えるわけです。
ちなみに私が今まで『すまきが入っているのを見たことが無い』って料理はカレーとかですかね。
もっともカレーってのはお店ごと、家庭ごと、作る人ごと、『それぞれに個性があって同じカレーは存在しない!!』ってな感じなんで『すまきが入っていないカレーなんてカレーじゃない!!』ってな人も居る可能性があるんで、私としては『すまき入りカレー』の存在を否定するつもりは毛頭ありません。
ってな感じですまきってのは様々な料理にマッチするわけなんですが、そのまま生で食べても美味しいわけです。
すまきをおやつ代わりにして、そのままかじりついて食べるなんてのもサイコーに美味しいってことです。
生のすまきを刺身みたいに切って、刺身同様にわさび醤油をつけて酒のつまみにするんも良いですね。
もちろん、塩分が気になる方はわさび醤油をつけなくても普通に美味しく頂けるんで安心安全です。
ちなみにすまきのスーパーでの実売価格って、2本入りでも百数十円で売っているってな感じのお求めやすい価格なんで私ら庶民でも気軽に購入できるってのもすまきが様々な料理シーンで使用されている要因の一つかも知れんですね。
では、ここで実際に私が買ったすまきを画像でご紹介したいと思います。
↓ ≪すまき画像1≫ 袋に入った状態の『すまき』 ↓
↓ ≪すまき画像2≫ 袋から取り出した状態の『すまき』。1本ずつラッピングされている。↓
↓≪すまき画像3≫ ラッピングを外して包丁で半分に切った状態の『すまき』 ↓
↓ ≪すまき画像4≫ 包丁で斜め切り&輪切りにした状態の『すまき』 ↓
ところで……
すまきの画像を見て貰えれば分かると思うんですが、すまきって全体的に縦の線が入っているってな感じの模様があるじゃないですか?
こうしたすまきの模様をみると、すまきって名称がつけられた意味が想像できるってことです。
すまきってのは魚のすり身を使った練り物加工食品なわけです。
つまり!!
魚肉の練り物を『簾(す)』、いわゆる『巻き簾(まきす)』で巻いて作っていたんで、『すまき』ってな風に呼称されるようになったんじゃないかと想像するわけです。
ちなみに『巻き簾(まきす)』ってのは、いわゆる『巻きずし』なんか作る際に使用する細長い棒状の竹やプラスチックを編んで作られた道具です。
安い、美味い、早い(県内のスーパーやドラッグストアといった量販店なら定番商品として扱っていて即入手可能って意味と、生でも即食べれるって意味において)ってな風に三拍子そろったんが『すまき』ってことが言えましょう。
また来てね。
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