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なぜ心療内科に行かないのか

医者のほとんどは頭でしか物を考えない。それが悪いのではなく、もうずっと昔からそうなっているから仕方無いんだ。そんなふうに有無を言わせない、病院というシステムが好きじゃないから私は行かない。



 本日、朝のミーティング中に起きたのは思わぬタイミングだった。"あーやばい"という頃にはとっくに波が来ていて、どんどん気持ち悪くなっていく体感、目の前に気づけば気づくほど波は高まっていく。波というのはパニック発作のようなもの、しかし一般的に知られている(パニック発作の)症状に比べるとちっぽけなのでどう呼んだらいいか、今日から波と呼ぶことにした。
 (こういう状態で)まず咄嗟に考えることは"とりあえず平然を装う"。自分で落ち着かせなければ何も進まない。わずかでも頭が回るのなら回さなければならない。結局、私は仕事をすることにしてみた。なぜなら、ミーティング部屋を出て体を動かせば呼吸が楽になるだろう!と考えたから。もしそれでもキツくなってきた場合は早退しよう、こればかりは仕方無いからと決めていつも通り作業に入った。
 幸いにも、あれから調子が崩れることは無く時間と共に回復していった。あれ?胸が苦しくないなーと腕時計を見たら二時間経過していた。ダメだったときのことを用意しておいて動いたのが功を成したのかもしれない。今日は働いて本当に良かった、というのも先輩と怖い話で盛り上がったから。怖い話なんていつぶりだっけ、すごく楽しかった。


どこに寄りかかればいいのか
 絡まった闇を一つ一つ解いてと言うならカウンセリングの予約をすればいい。言葉にできない感覚で教えてほしい、自分のそれを変えてほしいと思うならスピリチュアルに向かうのが合っている。全身から直に癒されたいなら温泉や自然豊かな場所に行くといいんじゃない?今すぐマシになってくれと頼むなら音楽をかけてみて。本当に何もしたくないなら石のようにじっと耐えるしかない。


誰かにわかってもらうことや明らかにしてもらうことはそんなに幸せか
 金星は宵の明星と明けの明星、二つの名前で人間たちから呼ばれている。しかし(金星に)なんと隠しネームがあることを知っているのは(世界中の)全員ではない。知っているにしてもさらに詳しいことまで頭に入れている人数は大して多くないだろう。一方、金星がそれ自体に興味を持っているとはあまり思えない。
 もし自分の状態が普通/正常とは言い切れないとしてもそこは大きなトピックじゃないというのが私の抱いている価値観で、いつからそう捉えるようになったのかはわからない。単に言いたいのは、どんな状況や状態でも言い訳はできない、すれば終わらないということ。人間たちは自分自身が決めたことへ忠実に、そして柔軟に生きることしかできない、自己中でワガママだから神にも仏にもなれず孤独なまま手探りで一つ一つを知っていく、可哀想だけどそれっぽっちで私たちは十分嬉しいんだと思う。

これは月

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