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5類移行って何ですか?

こんにちは、くそにんじんです!

早速ですが、みなさん、「新型コロナウイルスでの5類移行って何ですか?」と聞かれると答えられますか?

大半は答えられない人が多いと思うので、今回はこちらのテーマについて詳しく解説していきたいと思います。

まずは5類を解説するうえで、欠かせない感染症法について解説していきたいと思います。

感染症法とは?

感染症法を一言で言うと、

感染症の予防や感染症にかかった患者に対する医療、感染症の拡大の防止、また衛生環境の向上を図る法律

みたいな感じです。

感染症への対策が書かれてあるような法律です。
「5類」と呼ばれる感染症の分類がされているのもこの法律であります。

感染症法での感染症の類型

感染症の類型とは、感染症を危険度や、感染力で分けた分類です。

この分類は1類感染症から5類感染症までの5つに分けることができます

感染症の類型における危険度

分類の危険度はこのようなイメージです。

類型ごとの感染症

類型ごとに感染症をざっくりとまとめると、このようなものになります。

1類感染症


→1類感染症は類型の中では最も感染力が強く、症状も重く、とても危険度が高いです。

1類感染症では聞いたことがある人が多いと思われるエボラ出血熱天然痘(1980年5月WHOが世界根絶宣言をしており今は根絶されています)、ペストなど含めて7疾患があります。

2類感染症

→1類感染症に次ぐ危険度の高い感染症です。

これもポリオや、結核SARSMARSなどの聞き馴染みのある人が多い疾患があります。
新型コロナウイルス感染症も5/8までこの2類相当ですから危険度が高いことが分かります。

3類感染症

コレラや牛のユッケ(生肉)を食べて死者を出した食中毒の事例がある腸管出血性大腸菌感染症などが指定されています。

4類感染症

A型肝炎E型肝炎、蚊が媒介のデング熱マラリアなどが指定されています。

5類感染症

5類とはこの5類感染症のことを指します。感染症の類型の中では最も危険度は低いです。性感染症や、風しん麻しんなどが指定されています。今回、5/8から新型コロナウイルス感染症が移行するのがこちらです。

つまり5類移行により、新型コロナウイルス感染症の危険度の指標が下がるため、コロナへの社会の体制が変わることになります。

5類感染症への移行で何が変わるの?

新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行することにより、どのように変化していくのでしょうか?

変更ポイント
・政府として一律に日常における基本的感染対策を求めることはない。
・感染症法に基づく、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛は求められなくなる。
・限られた医療機関でのみ受診可能であったのが、幅広い医療機関において受診可能になる。
・医療費等について、健康保険が適用され1割から3割は自己負担いただくことが基本となるが、一定期間は公費支援を継続する。

出典:厚生労働省

上のポイントをまとめますと、
1、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛が求められなくなる点。
2、幅広い医療機関において受信可能になる点。
3、医療費などは、公費支援を政府がしばらくは継続していく点。

このような大きく3つの点が言えると思います。

個人的には、コロナで陽性になったり、濃厚接触者になり、外出自粛が求められなくなることはとても社会にとって大きなことかと思っております。

5類移行後も、新型コロナウイルスとの共存を人類はしていくようになると思いますが、日々自分の体調、健康に気を付けながら、過ごしていきましょう!!


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