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「居酒屋というより、第3のHOME、あなたのふるさとでありたい。」弱小中華居酒屋の娘のひとりごとnote その2
こんにちはくるみです。
普段は会社員、たまの週末に実家の中華屋(都内)で接客と占い師とをたしなんでおります。
個人営業の飲食店のリアルをお伝えしていきたい、亡き祖父のお店のしるしを少しでも残したいと考えて始めたnote、第2回目です。前回はこちら。
今日は前回お伝えしていた、知り合い限定のお昼貸し切りプランで思ったことについて。
お呼びかけした結果、3組の知り合いがお昼に遊びに来てくれました。ありがとうございます、本当に。
やっぱりわたしはリアルで人と笑いおいしい酒とご飯を共有することでエネルギーがもらえるタイプの人間なんですが、なんでそう感じるんだろう?とずっと考えてきました。今回3組の友人たちと過ごして考えたこと。
オンラインコミュニケーションが促進されていく時代の、リアルな個人営業の居酒屋は、みんなに何を提供できるのか?みんなにとってどんなものなのか?今感じていることを書いていきます。
人と会うと元気がもらえる
あなたはどうでしょうか?
あなたはどんな時に元気が湧いてきますか?
わたしは、どうやらリアルで人と笑っておいしいものを共有すると、びっくりするくらいエネルギーがもらえるタイプです。
しかもありがたいことに、わたしがエネルギーもらえた~と思っている日は、一緒に過ごした何人かもエネルギーもらえた~!と感じていることが多いらしく!
最近になって、ようやく自分は居酒屋の娘が向いているのかもしれないと思い始めました。笑
元気が出るタイミングとか物事って人それぞれだとは思うんですが、
せっかくならこの特殊能力!?(と思いたい)をもっと生かしたいとも思い、
なんとなくわたしの中ではお客さんがちょこっとでも笑顔になってくれたらいいなと思ってお店を続けてます。
自然体でいるとうまくいくみたいです。(これが結構、難しい。)
***
きっかけは、「なんか家みたいでくつろいじゃうんだよね」
お店に来てた友人に言われた一言。
貸し切り企画をやってみて、どう続けていくのがいいか悩んでいたんですが、この一言がきっかけで、なんとなく光が見えてきました。
まあたしかに、うちの店は時間の流れがゆっくりではやい感じがします。
自由です。
両親ものんびりしているわけではないんですが、
一つ一つ丁寧に料理を作るので、時間がどうしてもかかってしまう。
となると、うちの店を楽しむためには、この長時間をいかにのんびり、楽しむかという特殊能力が求められます。お客様いつもありがとうございます!
貸し切りをやってみて、久しぶりだったのかみんな昼から夕方までいます。なんなら閉店までいたり。
見てて思いました。
「わたしより自由すぎないか!笑 嬉しいけども!!!」
なんなら、母のことを本物のお母さんみたいに慕ってるお客さんとか。ママ大人気。お姉ちゃんも人気。しゃべらないお父さんも人気。妹も隠れレアキャラ。そして、祖母は今はお店に顔を出せてないですが、祖母の様子を聞きに来てくださる昔からの常連さんも。
あれ、なんか身内みたいだなみんな・・・!親戚なのか???と錯覚してしまうこともあります。
***
疑似的な家族というか、共同体というか。
これは私の敬愛する先生とも話してたんですが、コロナになってより強固なつながりが求められてるんではないか?と。
家族というか共同体というか。
個人的な体験としては、家族と仲が良くて良かったなというのが本音です。
一緒に住んでて口うるさいこともあるし、けんかもあるけど、自分が素のままでいても、やっていける関係。
なんとなく、理由はないけど、きっとこの人たちとなら繋がっていられるという根拠のない安心感。
こういった心の安定はもちろん人だけでなく、動物や無生物でもそういったものを感じられることがあると思います。
わたしは幸いなことにそれを感じられる対象が家族や、友人や仲間や、大好きなバンドやもはや無生物(最近はちいかわがだいすきです。)や動物に対して感じることができるので、孤独感も少ないなあと。
SNSで繋がってて嬉しいこともあれば余計に孤独感が加速しちゃうこともあるなあとこのコロナ禍で感じることも増えました。(人の投稿を見て、いいな、私もその飲み会行きたかった・・・!とかね!笑)
なのでお客さんと話してみると、うちのお店にできることは、
第1のHOME・第2のHOMEだなんていいません。
でも第3のHOME、あなたのふるさとだと思って、遊びに来てほしいなと。
第3のHOMEですらだいぶおこがましいような気もしますが。笑
どうか好きに、「俺たちの/わたしたちの○○」(○○はお店の名前です。ここでは伏せます!)と呼んでほしいのです。
是非、得意げに!❤
一回来てくださったらファミリーです!!☺☺
***
第3のHOME、あなたのふるさとになるまでの道
だんだんと、どんな場所でありたいかが見えてきました。
オンラインコミュニケーションが促進されていく時代の、リアルな個人営業の居酒屋は、みんなに何を提供できるのか?みんなにとってどんなものなのか?今感じていることを書いていきます。
今日の最初の問いに対しては、
リアルコミュニケーションならではの、
やっぱり笑いと!美味しいお酒と!美味しいご飯と!たくさんのおしゃべりがなせる技。
一緒に第3のHOME、あなたのふるさとを作っていきたいなあと。
今までもそういう側面があったと思いますがこれからもここを大事にしていきたいなと。
そして、次にお店にいらしていただく時の、とっておきの言葉を。
あと3か月後で創業50年となります。
これまでもこれからも、きっとみなさんの、あなたのHOMEであれるように
毎日営業を続けていきます。
新メニューも鋭意開発中なので、楽しみにしていてください❤
(メニュー刷新しようと思っているんですが、見せ方、絶賛迷い中です~それに関してはまた別noteあげます。)
では、あなたのお帰りを楽しみに、お待ちしております。
それまで、どうかご健康で!
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