Audible『なぜ格差は広がり、どんどん貧しくなるのか?『資本論』について佐藤優先生に聞いてみた』佐藤優(2023・Gakken)
オーディブルで聴いてたこちらのご著書。この中にこんな記述が。
たまたま並行して読んでいたのが『週末の縄文人』なのですが、こちらにはこうある。
やりがいなき労働とは・・・・
・組織の歯車
・ベルトコンベア
・敵総大将を誘き出すため囮に使われる捨て駒部隊(by『キングダム』)
・「余計はこと考えんな。オマエは俺の言う通りにしてりゃいーんだよ」
・「オマエの代わりはいくらでもいる」
ちょっとオーバーかもしれませんが、ついついこういうのをイメージしてしまいます(^^ゞ
佐藤先生の言われる通り、きっと多かれ少なかれ我ら一般庶民はこーゆう歯車労働を担わされる側なのだと思います。オモシロイとこは資本家に独占されがちで。
しかし、です! 週末縄文生活には「創造的なオモシロイ労働」も「ワンアクションしかない超単純労働」も、どっちも両方揃ってる。しかも途方もないレベルで。
ゼロ中のゼロからの試行錯誤と、原始的単純労働の嵐。作業はどれをとっても「たいへん」のひと言ですが、しかし週末縄文人のおふたりは、それらをあますことなく楽しみ尽くしておられるように見えるのです。
以前読んだ飲茶先生のご著書(たぶんこの本・・・・)
こちらに書いてあった。ケインズ先生の『歌を歌える人』だったか? ウロ覚えなのでアレですけども、100年後の予言(労働時間が激短するだろうという)に絡めて、そういう時代をハッピーに生きてゆくには「歌を歌えること」がとても大切、って。
歌を歌える人とはおそらく自分で自分を楽しませることのできる人のことです。まさに週末縄文人のおふたりのような。
歌える縄文人、リスペクト!!