【ブラックペアン2】人の二面性がおもしろい
こんばんはのようなこんにちは、くろだです。
今日もnote、読んでいってくださいな。
久しぶりにドラマを見た。
まぁ正確に言うと『大河ドラマ』は見ているので「民放のドラマを久しぶりに見た」、あるいは「現代ドラマを久しぶりに見た」である。
見たドラマは『ブラックペアン2』という二宮和也さんが主演の医療ドラマ。
前作の『ブラックペアン』がおもしろかったので「続編やるんだ~」という感じで見始めている。
今のところ感想はない。
「二ノが演じてるけど渡海先生じゃないのね」くらいだろうか。
前作の気怠げで無気力で、でもオペをさせれば天才的っていうのがおもしろかったから、今作の天城先生は少し飄々としていてどうなるのだろうという感じだ。
僕がこのドラマを「おもしろい」と感じるところを話していこう。
このドラマは「正義」と「悪」が時々入れ替わりながら両立して進行していくところがおもしろい。
医者の「正義」って何だろう?
それは目の前の患者さんを救うことである。
ではその報酬として多額のお金を要求することは、果たして「悪」なのだろうか?
作中では「金の亡者」という言葉の通り「悪」として描かれていそうだが、実際問題、慈善事業ではないので金銭のやり取りが発生するのは当然のことである。
この「悪」に見えて経済活動の原則を忠実になぞっている感じが本当におもしろい。
しかも多額のお金を要求する理由が「オペを絶対成功させる」という天才的な技術があるからっていうのもいい。
「世界で一人しかこの手法を扱えない」となると、その市場はその人の独壇場となる。
それを抑えるためにも「独占禁止法」っていう法律があるのだけど、果たして医者個人にそれが適用されるのかどうか。
一応個人も「事業者」と見られれば適用されるようだが、「独占」を禁じたければ「他の医者がその技術をものにする」ということが必要になる。
まさに「やってみろよ」という話なのだ。
やってることの大枠は「人を救う」という「正義」なのだが、その中身が「法外な金額を患者にふっかける」、そして「ギャンブルをして楽しむ」という「悪」。
この二つが両立して進行していくのがおもしろい。
もし仮に、「人を救う」という「正義」の大枠に「無償で医術を施す」という中身になると、ほんわかドラマとなってしまい僕は見ない。
本性が終わってるってなったら追っかけで見るかもだけど、「いい人」を見て和やかな気持ちになるのは極々たまに、4年に1回くらいでいい。
そのくらい「人の二面性」を見るのが好きだ。
特に「天才的」と「ゲス」っていう両極端な二面性は大好物だ。
『ブラックペアン2』は、そんなドラマとなるのだろうか。
久々に楽しみなドラマである。
以上!くろだでした。
読んでくれてありがとうございました。
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