僕の夢は、グチャグチャの観客席を作ること
ネタが無いんで夢でも語ろうかなと。
僕は、東京ドームでライブがしたい。
ただのライブじゃない。
観客席がグチャグチャになってるライブを作る。
そんな夢を見ている。
これを読んでどう思うだろうか。
「なんかくろだのイメージと違った」
「そんな夢、叶うはずがない」
「歌も音楽すらやってないじゃないか」
そんな感じだろうか。
忘れもしない2019年の2月28日。
星野源さんのドームツアー、東京ドームの2日目に参加した。
それまで音楽と言えば、作品中で使われたものを聞くのが中心で「特定のアーティストを応援する」という聞き方をしていなかった。
そんな僕が初めて好きになったアーティスト。
そして初めて行く音楽ライブ。
多分東京ドームに行くのも初めて。
僕がいたのは3階席である。
ものすごく遠い。
小指の爪くらいの大きさしかない星野源。
それでもあそこに源さんがいると思うと心が踊った。
ライブは進む。
ニセさんと源さんが共演したのは驚いたね。
たしか『プリン』の曲中だよね?
バンドのみんなで会話し始める。
初ライブだけどわかる。
普通こんなことしないでしょ笑。
という感じで楽しかった。
楽しかったんだよ。
だけど引っかかったことがある。
それは曲と手拍子のズレ。
曲に合わせて観客が手を鳴らす。
それ自体はよくある光景だ。
ただ、その手拍子がズレているのである。
理由はおそらく音の遅延。
と言っても「設備の問題」ではなく、「音の性質」によるものだ。
花火って開いた後に音が鳴るでしょ。
パッと開いて何秒か後に「バン」と鳴る。
こんな感じで音は広がっていくものだから、スピーカーから遠ければ遠いほど音が届くのも遅くなる。
それを防ぐためにスクリーンに映る映像は少しズレてるし、スピーカーだって何台も設置してくれているはずである。
しかしそれでも音は遅れる。
それはいいのだ。
問題は、全員同じタイミングで手拍子をすること。
スピーカーに近い人と遠い人が同じタイミングで手を鳴らしたら、音とズレるに決まっている。
だって音は同じ速度で伝わらないんだもん。
それでも人と同じ事をすることが安堵に繋がる。
出る杭は打たれ、右に倣う。
統率を取るにはとても便利な性質だ。
しかし楽しむ場では不要である。
人によって音の聞こえ方が違うのだから、自分が聞こえた音を楽しめばいい。
今ならそう考えられる。
だけど当時は違和感を覚えつつも周りに合わせたし、周りの誰も崩しはしなかった。
今でもその場に行けば、周りに合わせてしまうだろう。
だってはみ出すのは怖いもの。
「ならばその場を自分で作ればいいや」
ということである。
はみ出すのが怖いなら、「はみ出た状態」を普通にしてしまえばいい。
手拍子は自分の感じたリズムですればいい。
歓声をあげてもいい。
静かに聞いてもいい。
一緒に踊ってもいい。
「くろだ~!!」と呼んでくれてもいい。
そんなグチャグチャの東京ドームを作ろうと思う。
と言っても僕には何も無い。
だからこうしてnoteを書いている。
日々の日常を僕なりに切り取って表現する。
僕は普通にしてるつもりでも、少し変なところがあるらしいから、その「変」を表現する。
観客にグチャグチャであってほしいなら、まずは僕がグチャグチャでなきゃ示しが付かないからね。
全く、何もかもが足りない。
表現力も、認知度も、コンテンツ量も質も、仲間もいないし、スポンサーもない。
もちろんお金もない。
そして一番大事なファンも足りない。
だからこうしてnoteを書いている。
「いいな」と思ったらスキを押してくれ。
何か想いが浮かんだらコメントをしてくれ。
おもしろいなと思ったらフォローしてくれ。
SNSはこの”note”と”X”くらいだけど、これからインスタもやるしYouTubeだって使って行く。
リアルでも会おう。
一緒に創作しよう。
共に楽しもう。
そして、夢で会おう。
そんな夢、目標の話でした。