反省させると犯罪者になりますを読んだ所感

反省させると犯罪者になります：岡本茂樹さん著

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

”大半の男性の受刑者は、不遇な環境のなかで生きてきています”
P９２

反省させると犯罪者になります

こちらの本によりますと、幼少期から寂しさやストレスと抱え込み、
それを受け止めてもらえる人がいなくて、
我慢し続けた結果、爆発して犯罪行為をしてしまうとのこと。
虐待やいじめにあった人が多いとのことです。

抑圧されすぎてきたところで、刑務所に入れて反省文を書かせたりすると、
厚生するどころか、犯罪傾向を強めるとのことが書いてありました。

犯罪にまでなってしまう前に、寂しさやストレスがあったら、
我慢しすぎないためには、頼れる人に話をすることだそうです。

もし、あなたが子育て中の親で、子供を犯罪者にしたくない場合に
一番有効な手段が「両親が仲良くすること」とのこと。

両親が仲良くすることって、結構難しくないですか？
特にうちだと子供が生まれたばっかりで夜間授乳が頻回だと、
体調も戻らないので、喧嘩になりがちでした。

両親が仲が悪い家庭で育った私は見事に自己肯定感の低い、自信のない人間になりました。
そして病気になった。

今は実家を出てしばらくたっていますし、自分でも努力してなんとか生きてます。
後、両親が仲がいい時期も少しはあったので、
その時の思い出が、私をまだ犯罪者にしないでいてくれているだけなのかもしれない。

これからますます日本は貧乏になっていって、無敵の人が増えてしまうでしょう。
犯罪だらけの日本にはしたくないです。
良い日本でいられるように、私にできることはやっていこうと思います。
（とりま、身近な人の振動数上げ上げ作戦しますわ～）

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