介護がある家族の中で育つ子ども達…
お盆が過ぎると…だんだんと秋へ、9月へと近づいているなぁと感じます。
あんなに長い長いと言っていた子ども達の夏休みなのに…まだ宿題が十分残っているから…夏休みもっと日数あるなら…のんびりいいけど…「大丈夫?」とハラハラです…
我が家は、子育てと介護が重なるダブルケアな生活をしています…
そして…時々、ダブルケアが大変そうだからか、「ダブルケアだから、いい子に育つよ」とか「ダブルケアだから、賢い子に育つよ」と慰めていただく機会があります…
(※ダブルケアだからというより子育てしながら介護しているからみたいな言葉のニュアンスかな)
が…
我が子達は、そういうことはなく、伸び伸びマイペースに育っています。
ダブルケアだからって…
子どもが気をつかって…勝手に立派に育ってくれるような夢物語はありません。
まぁ…「ダブルケアだから○○な子に育つ」というのは…その人の私に対するダブルケアを頑張ってというメッセージの代わりというか…ダブルケアしているメリットをチラつかせた無責任な発言で…、ダブルケアであるからと言って、子育てに特殊な効果は付かないように思います。
むしろ…ダブルケア、介護もしながらの子育てで…親として、ちゃんとできているか不安になることはいくらでもあるくらい…、ときに、申し訳なくなるくらいです。
何より、その子にとって、ダブルケアという環境がどうなのか…
ダブルケアだからいい子に育つのではなく、ダブルケアをしている親の在り方や子どもへの想いが届いているから…いい子に育つのであって…きっと、そういう親の場合、ダブルケアしなくても、いい子に育てられていると思うのです。
まぁ…何より、「いい子」であることが大切なのではないし…
子ども達にとって、子どもである今の時間をしっかり大切に子どもらしく過ごしてほしいと思って、ダブルケアの中で、子育てしています。
そんな親の想いなんか、おかまいなしで…子ども達は、毎日、マイペースに過ごしています。(むしろ、親に気をつかわないところがいいのかも。)
ダブルケアだからこそ、親の顔色や状況を見ながら、家族を一番に自分のことを我慢するような子どもには、育ってほしくないなぁ…と。むしろ、咄嗟のときだけ、そうしてくれたらいいのだから…むしろ、メリハリをつけて、咄嗟のときだけそうする力でいいのだと教えてきたように思います。
ダブルケアではない家庭とは違う部分もあるから…その部分が子ども達にとってマイナスではなく、できるだけ学びの機会や生きる力を育む場であってほしいと思っています。
ちょうど…世の中は、今日までお盆?あるいは、今日がお盆明け?
「親の介護を子どもだから、して当たり前」とか…言われてないですか…?大丈夫ですか…?
介護は、心のエネルギーも、体力も、時間も、…お金も、かかります。
誰かの生活や人生を支えるって、とても重要で、だから責任もあるし、その負担も大きなものだなぁと感じます。
だから、介護は当たり前ではなく、介護する人がどのように介護したいのか、その在り方を選ぶことが大切だと思っています。(もちろん、介護が必要な家族の要望との折り合いも大切ですが…)
そうそう…今日のnote、たまたま、Twitterで見かけた『てれビタミン』という番組の「我が家のお盆は○○でした」のお題を、子ども達に聞いてみて…
子ども達からの…答えが…
まさかの…
/
だらだら
\
😲💦
(えっ?? ネタですか??)
子どもらしく…自由な発想だなぁと思いました。
子育てって、親の思い通りにいかないから、面白いし…私も鍛えられます。
ダブルケアは、大変だけど…私にとっては家族のスタイル。
ダブルケアだけど、子育ては楽しみたい。
ダブルケアだから、子どもとの時間ももっと意識したい。
ダブルケアであっても、ダブルケアでなくても、大切な我が子達、伸び伸び幸せに育って、大人になったときに、自分らしく幸せな生き方ができる人に育っていてほしいと思います。