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「依存先」を増やす事は良い事だ
依存は悪い事じゃないよ
よく、『依存はしない方がいい』って話を聞くけど、ぼくの場合、『依存』は必ずしも悪い訳ではないと思っています。
むしろ、『適度に依存する』事は、メンタルの安定に効果的だと思うからです。
この『適度に』という加減がどのくらいかというと、
『少しひと休みする』くらいの感覚かな。
「これがなくてはダメだ」みたいにズブズブに頼りきるのではなく、
「これがあると安心できる」くらい。
そしてこの『依存先』は、なるべく多く持つ事がおすすめです。
ひとつだけだとどうしてもそれだけが頼りになってしまい、いざその依存先が使えなくなってしまったら途方に暮れちゃうから。
『依存先』は複数持っていた方が、安心できます。
依存先について
その前に『依存先』についてだけど、
その大まかな分類は『癒し』と、『治療(相談できる場所)』に分けられます。
癒し
趣味、家族、友人、恋人、推しなど
治療(相談できる場所)
病院、クリニック、医師、カウンセラー、ケースワーカーなど
『癒し』としての『依存先』は、
趣味、家族や友人、推しなど、
日頃のメンタルを安定させられるようなこころの居場所です。
一方、『治療』としての『依存先』は、
信頼できる病院やクリニック、医師やカウンセラー、ケースワーカーなど、
メンタルを崩してしまった時に安心して受診、利用できる医療機関です。
ぼくの場合を例にあげると、
癒し⇒イラスト、漫画、短歌、小説などに細かく分けられます。多趣味。
趣味は複数持っておくと楽しいですし、なにより絵がスランプになっても「短歌の方をやろう」って感じでできるので、気も楽に構えられます。
日頃の相談先⇒家族、事業所、医師、カウンセラーで、
必要があればその都度適切な医療機関を紹介してもらう、って感じですね。
市役所の方でも、「受診できる医療機関を探している」と相談すれば教えてもらえます。
「依存先」とはつまり「心のよりどころ」
『依存先』というと、ちょっとネガティブな感じで嫌だ、と感じるなら、
『こころのよりどころ』だと捉えましょう。
拠り所はたくさんあった方が安心できるし、ひとつだけに依存するリスクも少なくなります。
『依存先』を持つ事は良い事だし、複数持っておくとさらに安心です。
適度な依存はメンタルの安定となり、結果『自立』に繋がります。