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僕が毎朝走る理由

2023年3月からほぼ毎日走り始めて、もうすぐ1年が過ぎようとしている。
もともと走ることが好きだったわけではなく、子供が保育園へ通うようになり何か早起きできる理由はないかと考えた結果、ランニングとその様子を写真に納めSNSに投稿することをモチベーションにしようと考えた。

正直最初は続かないだろうと思ったが、これがやり始めると楽しくて仕方ない。

「早起きは三文の徳」。これは誰しもが聞いたことのあることわざだと思う。
35歳を超える僕は、この言葉がとても嫌いだった。

幼少期から大学生まで競泳をしていた僕は、当時毎朝の朝練がとにかく嫌いで「なぜこんなにも朝早くに起きて、トレーニングをしなければならないのか」「眠い中起きて、なぜこんなにもきつい運動をしなくてはならないのか」と疑問を感じていた。

社会人になってからも業界的に夜遅くまで仕事があった僕は、早起きの価値を見出せないでいた。

「早起きは三文の徳」はむしろ自分にとって、睡眠を邪魔する「無駄な事」でしかなかったのだ。

そんな当時の僕の生活は、毎日25時ごろに寝て8時ごろに起き、眠い目を擦りながらあたふたと準備をして出社時間ギリギリに出社する毎日。

今から考えると、よくあの寝ぼけた頭で仕事ができていたと思う。

そんな僕も30代を迎え、日々代謝が落ち「老化」を感じ始めた頃、ある生き生きとしたカメラマンに出会った。

その方は僕と妻の結婚式の写真を撮影してくれたカメラマンで、僕よりも3つほど年上の方だったのだが、見るからに身体もキレッキレでバイタリティと笑顔に溢れていた。

そのカメラマンとは今も子供のお宮参りや七五三など記念日に撮影をお願いしているのだが、ある時その方のエネルギーの根源をお聞きしたところその秘訣が「毎日ランニング」だった。

これが僕のランニングをし始めたきっかけ。

それから約一年。

朝ランをしていると毎朝太陽の光を浴びながら、細胞が沸き立つ感覚を覚える。
雨上がりの朝は土の匂いを感じ、大地からのエネルギーを感じる。
小鳥のさえずりを耳にしながら、いい空気感だなと思った瞬間にiPhoneで写真をパシャリ。

走る前から体重は-4kg、体脂肪は15%を切り、BMIなど身体のあらゆる健康状態が現役アスリート近くになってきた。

ストレス発散の方法にあげられる運動習慣。
健康法としてあげられる早寝早起き。
睡眠の質を向上させるためにおすすめされる、朝の日光浴。

毎日の朝ランは、僕にとってエネルギーの源。

明日も笑顔で空に向かって「感謝」を伝えながら、走り続けて行きたいと思う。


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