ご覧いただきありがとうございます。 今までの経験や気づきを熊直語録としてまとめております。 皆様の参考になりましたら幸甚です。 【苦しみ、のち、楽しみ】 【イワシの群れに学ぶ慈悲】 【将棋のすすめ】 【成果を出すには反対を意識する】 【諦めなければいいだけ】 【信じることの考察】 【自己紹介】 【三日坊主で良い】 【少しの毒、少しの逆境が良い】 【挨拶】 【残りの人生の初日、今までの人生の千秋楽】 【最後の日】 【チワワに学ぶ】 【つぼみでいる】 【もとはみな同じ】 【人生の
「禍福は糾える縄の如し」と言われ、幸福と不幸は表裏一体で交互に来るとされています。 体験としてもその通りであり楽しいこと、苦しいことは同じように起こるようです。 しかしよく観察してみますと苦しいことが先に起こり、それに耐えた後に楽しいことが起きる場合が多いように思えます。 ・苦しい練習に耐えて上達し試合に勝つ ・粘り強い交渉の末に成果を出す ・人間関係に悩むが解決すると楽になる ・・・ このことを信じることができれば苦しい状況でもその先の楽しみを見つめて耐え忍ぶことができるの
イワシは群れをなすことで大きく見せ、外敵から身を守ります。 群れの中の一匹が不調で脱落しかけると隣のイワシがそれを助けるそうです。 助けるイワシの行動は慈悲の行動です。 しかしイワシがそのような高度な考えから行動をするとは考えられません。 ではなぜ慈悲の行動がとれるのか。 イワシの群れはそれ自体が大きな生き物であり、個々のイワシは個であると同時に大きな生き物でもあるのです。 従って大きな生き物の一部が不調になると自分事として行動するのです。 このことから我々は慈悲を学ぶこ
将棋界では「観る将」が増えて活況ですね。 ここでは将棋の魅力、奥深さ、効用などを掲載させていただきなのにます。 これをご覧になり少しでも将棋を指してみようと思われましたら幸甚です。 敗戦は自ら宣告する 将棋の決着は負けた人が相手に頭を下げて自らの負けを宣告します。 これは大変厳しいものです。 多くのスポーツは得点や審判が宣告するなどで決着しますね。敗者が頭を下げたりはしません。 この厳しさがいさぎよさにつながり将棋の魅力になっていると思慮します。 礼に始まり礼に終わる(武
ものごとには作用と反作用がありますね。 良く作用させるためには反作用を利用すると効果があります。 ・良い仕事をするためには良い休みをとる ・右手で速い球を投げるには左手を速く引く ・早く走るには手を早く振る ・しゃがんでジャンプする ・・・ 「大統領のように働き、王様のように遊ぶ」というコマーシャルが昔ありました。私は振れ幅の広いこのフレーズが好きでした。 つい成果を目指す作用の部分に気をとられますが反対の部分を強く意識することで反作用により成果が出やすくなることは多いと思
50歳の手前でテニスを始めました。 目標は80歳の大会で優勝することに設定しました。 長寿、体力などテニス技術以外の要素が多くなるためです。 それから16年経過した先日に友人からまだ続けているのかと聞かれました。 友人はもうやめていると思ったのでしょう。 しかし私は当たり前のこととして80歳優勝を目指してテニスを続けています。 継続することは他人が思うよりも簡単なことだと感じました。 理由は「諦めなければいいだけ」だからです。 周りと比較したり未来を考えたりしますと否定的
「信じる」ことについて考えてみました。 以下の2つは当たり前ですが事実ですね。 ・結果が不明な場合に使います ⇒結果が明白な場合には使いません 「成功を信じる」とは言いますが「1+1は2と信じる」とは言いませんね ・結果が好都合なものが信じる対象になる 「失敗すると信じる」とは言いませんね 信じる対象は検証できない仮説です。 検証できない時点ではすべての仮設に可能性があります。 それらの仮説で自分に都合の良いものを信じるわけです。 また信じることにより迷いがなくなり実現
三日坊主には悪いイメージが多いですね。 すぐに諦める、根気がない、打ち込めない・・・ 私も三日坊主の性格に悩んだ時期がありました。 しかし見方を変えて三日坊主で良いのだと思えるようになり悩みが解消しました。気持ちが楽になりむしろ三日坊主を楽しむようになったのです。 その見方は簡単なものです。 ・三日も続けられた ・好奇心旺盛なことは良いこと ・行動力があることは良いこと ・自分に向かないことが早く発見できた ものの見方一つで悩みが楽しみに変わるのですね。 新しいことに挑戦す
ワクチンとは毒性を弱めた病原体を体に入れることで免疫が次の病原体に備えられるようにするものです。 またトレーニングにより筋肉を使うと筋繊維に小さな裂け目ができます。この裂け目の修復で痛みや炎症が生じます。しかし修復された後の筋肉は以前よりも強くなります。 毒や筋繊維の裂け目は大きいと命にかかわったり怪我につながったりします。しかしワクチンやトレーニングのように少しの毒、少しの裂け目はそれを修復することで人を強くしますね。 それと同様に少しの逆境もそれを克服することで人の精神を
挨拶は人間関係の基本部分であり大変大切ですね。 「おはようございます」「行ってらっしゃい」「行ってきます」「ただいま」「おかえりなさい」・・・ 職場でも事務所から出たり戻る際にこれらの挨拶することでチームの一体感が生まれています。 数年前自転車で坂道を下っていた際に後ろから来る速い自転車に気づきました。追い越してもらうため左手を横へ出し左側へ寄せたところ追い越した人が追い越し際に前を向いたまま手を挙げて挨拶をしてくれました。大変気持ち良く感じました。 今でもその光景を思い出
「Today is the first day of the rest of your life.」今日という日は、残りの人生の最初の日である。 1960年代のアメリカでとても流行った言葉だそうです。私の好きな言葉です。日々新たな気持ちで前向きに取り組むことができます。 このたび、43年間務めた会社生活も残り1年になりました。するとこれの裏返しになる言葉を思いつきました。 今日という日は、今までの人生の最後の日である。 ※「最後の日」ご参照 そのように考えますと大切な最後の
43年間務めた会社生活も残り1年になりました。 これからのx月x日は会社生活最後のx月x日になります。 そうしますと考えや行動に変化が起きました。 最後のx月x日なのだから怒ったままや中途半端で終わりたくない。 納得して一日を終えたいと思うようになりました。 今まで「明日死ぬかもしれないと思って生きろ」との言葉をよく耳にしました。しかし明日死ぬとは思えないので全く心に響きませんでした。 ところが会社生活最後の一年になりますと異なる意味合いを感じることになりました。 今日は今
我が家ではチワワを飼っております。 顔や手を舐めてきたり膝の上で丸まっている時は本当に幸せそうです。 幸せな状況でも私が「おしまい」と言うと跳び起きて離れていきます。 それまでの幸せな時間には何の未練も持たずいつもと全く変わらない表情で行動します。 また痛い思いをした場合は痛みのみに反応します。恨むとか自分の行動を悔やむなどはしません。 苦しみや不安に対処する言葉で「過去を悔やむな、未来を憂うな、今に生きろ」とよく言われますね。確かにいくら悔んだり憂いたりしても生産性はな
ご覧いただきありがとうございます。 自己紹介をさせていただきます。 生年月日 1958年12月12日生まれ 65歳 noteに投稿する目的 私よりも年下の皆様に少しでも参考になる情報を私の経験からご提供させていただきたくてnoteの記事投稿を始めました。 今までお世話になりました方々への恩返しの気持ちもあります。 記事は目次にまとめましたのでよろしければご覧くださいませ。 簡潔な内容を心掛けております。 趣味 将棋とテニスです。 将棋は2022年シニア将棋名人戦東京都大
3月下旬に桜のつぼみを見ました。 開花前のエネルギーをため込んではちきれそうでした。 今は花のない桜木ですが近い将来に満開になる様子が感じられ大変楽しみです。 満開の桜は美しいのですが程なくすると散ってしまう切なさを感じます。 つぼみの桜は見た目にはそっけないですが今後美しく開花することが予見されて楽しい気持ちにさせてくれますね。 これは人生にも当てはまると思いました。 成功を目指して努力しているつぼみの時期が楽しいですね。 つぼみは多くの可能性を秘めているためです。 常に
自分の体は自分のものと思いますが実際は親の細胞が分裂したものですね。 では親のものかと言うと親もまたその親の細胞が分裂したものです。 そのようにしてさかのぼると生命誕生から一筋の進化が途切れることなく現在の皆様の体まで続いていることになります。 これは素晴らしい奇跡ですね。 私には妹がいます。 当然ですがもと(親)は同じです。 さらに人類誕生までさかのぼると人類のもとは同じです。 「人類はみな兄弟」は正しいですね。 さらに生命誕生までさかのぼると全ての動物、植物のもとは同じ