熊直語録【イワシの群れに学ぶ慈悲】

イワシは群れをなすことで大きく見せ、外敵から身を守ります。

群れの中の一匹が不調で脱落しかけると隣のイワシがそれを助けるそうです。
助けるイワシの行動は慈悲の行動です。
しかしイワシがそのような高度な考えから行動をするとは考えられません。
ではなぜ慈悲の行動がとれるのか。
イワシの群れはそれ自体が大きな生き物であり、個々のイワシは個であると同時に大きな生き物でもあるのです。
従って大きな生き物の一部が不調になると自分事として行動するのです。

このことから我々は慈悲を学ぶことができると思います。
我々は一人であると同時に大きなものの一部でもあると考えられます。
大きなものは色々考えられます。家族、組織、国、人類、生き物、地球…
それらの一部が不調であれば自分のこととしてそれを助ける行動が自然になりますね。
慈悲とは大きなものの一部として不調なものを助ける自然な行動と言えるでしょう。


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