うつ病や双極性障害でも生命保険に入れるのかについて調べてみた。
私自身、双極性障害だ。
結婚してから、健康問題も自分だけのものではなく、家族の問題になってくる。
私の家系は癌になりやすく、年齢も40歳前後で発症することが多い。私は結婚してから、生命保険や癌保険について調べてみた。保険を扱う窓口に出向き質問したことの、まとめだ。
2年くらい前の話になるため、今では多少変更点があるかもしれない。その時は窓口で質問をしたら教えてくれるはずだ。
まず、結論から。
うつ病や双極性障害などの精神疾患でも、医療保険やがん保険に入ることはできる。しかし、死亡時の保証がつく生命保険に入ることは難しい。
また、保険内容の制限や、保険料が健康な人より高くなることが多く、保険会社の選択肢が少なくなる。
保険内容の違い。
簡単に説明すると、
『生命保険』は死亡保証が主になった保険を指すことが多い。生命保険金殺人など物騒なニュースで話題になることが多々ある保険だ。
『医療保険』怪我や病気の保証をしてくれる保険。「怪我や病気の入院手術を手厚くサポートとしてこのお値段!」のようなCMがちまたでは多く見られる。
『がん保険(癌保険)』癌になったときの入院や手術を保証をしてくれる保険。「がんに備える!」や、アヒルのCMでお馴染みである。
この3種類が主になる。
精神疾患でも入りやすい保険は?
『がん保険』は入りやすい。私もがん保険にだけ入っている。入りやすい理由は癌のみ精神疾患の症状とは全く関係なく発症するから。精神疾患だとがんになりやすくなるわけではないからである。保険料も保険内容も健康な人と同じであり、保険に入れない理由も健康な人と同じ理由で過去にがんになったことがあるかどうか?である。
精神疾患だと入りにくい保険は?
死亡保証がついた保険はほぼ入れない。理由は精神疾患があると自殺する可能性が健康な人より高いからという理由である。
また医療保険も入れなくはないが、特定疾患を持つ人でも入れる医療保険に入ることになるため、保険料が通常より高く、保証内容は通常より受け取れる金額が少なめ、日数は短めになる。正直、この保証内容で保険契約をするなら、自身で毎月5000円〜1万円をコツコツ貯金していざというときに使った方が安上がりで融通が効く。
そもそも保険に入るかどうか。
独り身であれば、最終手段として生活保護受給をすることも視野に入れられるため、生命保険に無理してまで入らなくても良いと思う。
私のように結婚してパートナーがいたりする(パートナーが健常者)場合や、家系上癌になりやすいことがわかっている場合だと、念のためにがん保険にだけは入っていた方が良い気がする。
私の『がん保険』は、癌とはじめて診断告知され、通院でも給付金が下りる保険にしてある。癌が早期発見されるほど手術が簡単になり、入院日数が減り、主に通院治療になるからだ。
あくまでも私個人の意見であり、個人により保険に入るかどうか、入っても自身に合う保険は変わってくるだろう。
保険についての相談はどこでする?
保険会社ごとではなく、複数の会社の保険を扱う窓口で質問をした方が、入れる保険、自身に合う保険を探してくれる。私も保険の窓口で相談した。やはり餅は餅屋だ。わかりやすく教えてくれた担当さん、ありがとう。
最後に。
生命保険に入る入らないよりも先に、自分の健康に気を使うことがいちばん金額的に安くて手っ取り早い。生命保険に入るのにもやはりお金がかかるからだ。
精神疾患を持ちながら体や健康に気を使うのは超がつくほど大変だが、毎日コツコツ気長にやっていくことが近道だと、私は思っている。
以上、クマガイがお届けしましたʕ•ᴥ•ʔ