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不育症②

こんばんは(^ ^)クマです!


今日も昨日に引き続き不育症についてまとめていきます。


昨日の記事はこちらです。


1つ1つの記事で完結にしていく予定なのでどこから読んでいただいても大丈夫です!


今日は不育症の原因の一つである抗リン脂質抗体についてまとめていきます。


◎抗リン脂質抗体とは

不育症の原因の一つです。

リン脂質とタンパク質との複合体に対する自己抗体のことです。

自己抗体つまり自分を攻撃してしまうので、それが原因で血液が固まりやすくなって、血の塊が血管を詰まらせてしまいます。

血管が詰まってしまうということは胎児への血液供給も滞ってしまうので不育症や流産の原因となってしまいます。

抗リン脂質抗体は不育症の中で唯一治療法が確立されています

よって、検査にて抗リン脂質抗体であると確実に判断していく必要があります。検査は採血にて行っていきます。



◎疑うべき症状

下記の症状がある場合には抗リン脂質抗体を疑い検査を行った方がいいと言えます。

・妊娠10週以降で胎児奇形がないにもかかわらず流産してしまった

・重症妊娠高血圧腎症もしくは胎盤機能不全によって1回以上、妊娠34週前の早産になってしまった

・妊娠10週未満の3回以上連続する習慣流産

・血小板減少症

・羊水が少ない

・赤ちゃんの成長が遅い



◎治療法

血液が固まらないような薬を内服もしくは自己注射していく必要があります。

血液がサラサラになりますので、薬剤内服中や自己注射実施中はいつも以上に怪我に注意が必要です。出血が止まりにくかったり、アザが広がりやすくなったりします。




今日は抗リン脂質抗体についてまとめました。

明日も不育症についてまとめていきます。


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