天真体道スペシャルワークショップ
2022年2月22日、2が6つも並ぶこの日は『13の月の暦』だと「銀河のタカの月」の「青い律動のワシの日」(KIN175)となる。「タカ」と「ワシ」が月日で共鳴し、「銀河の音」が月日で「8」「6」となるこの日、天真体道(新体道)創始者の青木宏之先生(KIN245)が86歳の誕生日を迎えられる。
今も現役でご指導下さっているが、5年ほど前までの活動をまとめた『天地人々ワレ一体』以降も進化し続けておられる先生は、もはや想像もつかないような境地にあって、時々組手のようなことをして頂く時も、全く力感の無い柔らかな技でフワリと転がされてしまう。こちらも日々工夫しながら稽古は進めているつもりなのだが、今の所どうにもならない。
その青木先生が、この度、剣武天真流主席師範として任命されたのが望月ウィウソンさん(KIN68)だ。長年に渡って先生付きをしながら身体のメンテナンスも担当してきたウィウソンさんは、ここ最近の先生の身体に直接触れている時間が誰よりも長いのではないかと思う。それは、言語化できない領域を含む多くのものを先生から受け継いでいる事を意味する。
今年に入ってから、そのウィウソン主席師範の号令で3回シリーズの天真体道ワークショップ(新宿)が行われている。1/29(土)に行われた第1回目の様子はこちら。
剣武天真流、二刀天真流、天真書法塾など、あらゆる稽古の土台にあるのが、基盤体技としての天真体道だ。私が行っている瞑想クラスよりは身体を動かす量が少し多めだが、運動経験は一切問わず自分のペースで取り組めるので(疲れたら自由に休める)、心身を自由に解き放つこの体技のエッセンスを体験したい方は、この機会を活用して頂ければと思う。
私を含め剣武本部正師範もほぼ全員参加する上、未経験者からベテランまで老若男女が参加しているので、非常に豊かな場が生み出されていて、その場にいるだけでも面白い体験ができるだろう。
ところで、ちょうどこの記事を書く直前に読んでいた本、高千穂神社の後藤宮司による『神と神楽の森に生きる』に、建国神話の三大神勅に関する記述があった。その最初が「天壌無窮の神勅」で、宮司は以下のように説明されている。
天照大御神の子孫が豊葦原瑞穂国の王として国を治め、幸福をもたらすことにより、天地とともに国も皇室も永遠に栄えていくであろうという「天壌無窮の神勅」
私は、このタイミングにこの文章を目にした事に大いに驚きつつ、これから始まる天真体道ワークショップが(4月からは定例クラス化される予定)、この国の神々と天地に祝福されたものであることを深く実感した。
なぜなら、2年ほど前、青木宗家が剣武天真流本部正師範5名それぞれにテーマ(型名)だけを与えて型を創作するよう命じた時、ウィウソン主席師範に与えられた型名が、まさに「天壌無窮」だったからだ。『日本書記』に由来する言葉だとは伺っていたが、今まで自分が読んできた本の中でこの言葉を直接目にした事は無かっただけに、非常に驚いたのだ。
今回のワークショップには特にタイトルは付けられていないが、私は勝手にこのプロセス全てが「天壌無窮」的なものなのだと感じている。それは、昨年夏に行われた剣武天真流演武会「大剣祓い」で発表された型のダイナミックさにも現れていると思う。
その始まりのタイミングに参加される方は、天地と共に栄えて行く場を共に生み出す仲間でもある。何か新しく始めてみようと思っている方、身体をのびやかに動かしてみたいと感じている方は、この波に乗ると自然と色々なものが拓けて行くだろう。詳細、申込み方法は以下の通り。(D)
銀河の月15日 5・魔法使い
*画像は天真体道(一般財団法人天真会)FBページよりお借りしました。トップ画像は「写真:堀誠」
*以下が当日指導を担当される望月ウィウソン主席師範のメッセージからの抜粋と、ワークショップの詳細です。天真会主催で申込先はクリカではありませんのでご注意下さい。
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天真体道の稽古は、60年以上の年月をかけて進化してきました。
青木先生が20代からご家族や多くのお弟子さんたちと共に切り拓いてこられた道であり、現在まで時代と共に成長してきたギフトです。
その長い歴史の中で稽古の様々な形が(名前、技など)何度も更新され、新たな一面が次から次へと誕生してきました。こうして現代人と共に、そして時代と共に成長してきたのが天真体道です。私たちも時代と共に常に進化し、今後も時代に即した最高の人生のあり方を創造してゆきたいものです。
「天真・大宇宙」「真理」「自己解放」「天地人々ワレ一体」は天真体道の大きなテーマです。
今回のワークショップシリーズではこれらのテーマを元に天真体道の最も基本的なところから一緒に勉強していきます。瞑想、身体作り、武道的な技と組手などの側面を誰でも体験できるように組み立てていきたいと思います。
・大基本(天真五相、栄光、天真一法)
・心身開発体操
・瞑想組手
・天真柔操
・統一基本技
・流動体組手
・ステップなど
初めての方、初心者から上級者まで、どなたでも大歓迎です。各稽古にはそれぞれの特別な世界観、魅力、チャレンジと楽しさがあります。先ずは身体でその世界を切り拓いていきましょう!
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◉指導:望月ウィウソン(剣武天真流・四段本部主席師範)
◉日時:2月26日(土)15:40〜18:40(第二武道場)
3月26日(土)12:20〜15:20(第二武道場)
◉会場:新宿コズミックセンター・第一武道場又は第二武道場
◉アクセス:
・東京メトロ副都心線「西早稲田」駅 3番出口より徒歩約3分
・東京メトロ副都心線・都営大江戸線「東新宿」駅 B1出口より徒歩約10分
・JR・西武新宿線「高田馬場」駅 徒歩約15分
・JR「新大久保」駅 より徒歩約15分
◉持ち物:
・動きやすい服装(運動着でも道着でも何でもOK)
・靴下または室内用足袋
・水分補給できる物
◉参加費:4,400円(税込)/各稽古
◉お支払い方法:銀行振込
・各稽古日の5日前までに下記天真会口座へお振込下さい。
・各稽古ごと、又は参加される日程分まとめてのお振込も可能です。
・お振込先 <三井住友銀行 西荻窪支店 普通:9100656 天真会>
◉お申込方法:下記【申込記入事項】をご記入の上、メールにてお申込み下さい。
kenbutenshinryu.japan@gmail.com
※お申込後、3日以内に剣武事務局より返信致します。
返信がない場合はメールが届いていない可能性がありますので恐れ入りますが、再度ご連絡下さい。
【申込記入事項】
・名前
・初めての方はご紹介者のお名前
・参加日
2月26日(土)
3月26日(土)
・お振込額合計
・お振込予定日
◉お申込み&お支払い締切日
②2月26日(土)稽古:2月21日(月)締切
③3月26日(土)稽古:3月21日(月)締切
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サポートに感謝いたします! 提唱者のホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻が伝えた「平和の暦」としての本来の『13の月の暦』の普及活動と、NPOクリカとして行っているチベット・サポート活動に活用させていただきます。