見出し画像

採用広報チーム立ち上げストーリー「大変…でも候補者に“想い”を伝えたい!」~前編~

みなさんこんにちは。
くふうカンパニー人事の池森です!

今回は人事の皆さん必見!採用広報の立ち上げストーリーです。

私たちくふうカンパニーグループは、採用広報に力を入れています。
まだまだ知名度の低い私たちですが、くふうカンパニーグループには多くの事業会社が存在しているので、素敵な社員や面白い取り組みがとても多いのです。
既にグループのサービスをご存知でユーザーとしてご利用いただいている方、もしくは「全く知らないがちょっと気になる」という方など、多くの方にくふうカンパニーグループのありのままを届けたいということでnoteの運用をスタートしました。

人事として採用活動に携わっているみなさんは「採用広報」に関してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

まだ採用広報を行っていない方にお聞きすると

・なかなか情報発信が難しいのでやった方がいいことはわかっているんだけど大変そう
何を書いたら良いかわからない
長期で続けているとネタが尽きてしまうのでは?

となかなか重い腰が上がらないという話を良くお聞きします。
かくいう我々もそうでした(笑)

そこで!
くふうカンパニーの人事部ではグループ会社の採用支援を行っており、今回は「株式会社くふう住まい」の採用支援を行っている採用広報チームにインタビューを行ってまいりました。
約7か月前から採用広報を立ち上げ、noteの運用を行っております。

なかなか聞けない採用広報での苦労や成功体験、そしてメンバーの想いを前編・後編の2本立てでお伝えします。
ぜひご覧ください!


まずは採用広報チームのメンバーである小西さんにお伺いします。

くふう住まいの採用広報で大切にしている想いとは?

主な内容としては「経営者や社員にフォーカスしたインタビュー」記事です。

「メンバーの人となり」、「今活躍している背景」、「こんな考えやこんな想いのもと仕事してる人がいるんだ」、ということを各メンバーの声を伝えられるといいなと思って記事を作成しています。

採用広報を始めてから気付いたことがあります。
それは「インタビュー中に発せられるメッセージ」がみなさん共通しており、くふう住まいで大切にしていることだということです。
具体的には

  • "ユーザーファースト"※と"事業成長"を両立させることの重要さ

  • 変化をポジティブにとらえ、スピード感を持って成長をする環境である

これらのメッセージはどなたにお聞きしても出てくるワードで、候補者の方にも「こういった要素を大切にしている方が活躍している」と伝えられるようになりました。
※"ユーザーファースト"とはグループが掲げるValue(大切にしたい価値)です。


実際のインタビューの様子。1回目のインタビューだったので緊張しながら進めました!

採用広報の立ち上げ時は「不安でいっぱいでした」

本格的に採用広報のプロジェクトが立ち上がったのは2023年6月です。
最初に採用広報を立ち上げるよという話を聞いたときは正直「やばそう」と思いました(笑)

私はくふうカンパニーに転籍する前、グループ会社のしずおかオンラインに所属していたのですが、その時もコーポレートサイトの担当として、2ヶ月から1ヶ月に1度、メンバーと共に私も記事を作成していました。
上記の経験から、採用広報の大変さは身に染みてわかっていたのです。

今回はどうやら人事が主体で発信し、かつ自分もライターとして記事を書くと決まっていたので「本当に書けるかな〜」と不安でした。

ただ、今回は採用担当チームで採用広報を運営することが決まっていたので、チームのみなさんと相談しながら進めることができました。
目的と骨子に関しては同じくくふうカンパニーの人事である清水さんと決め、その後山根さんもジョインされたので今は3名で記事発信に関する打ち合わせをしています。


採用広報を本格的に始めてみて、大変だったこと。思うようにいかなかったこと。

一番大変だと感じているのは、私自身がプロのライターではないので、わかりやすい文章や記事を書くということがいかに難しいのか、ということです。
記事を生み出す作業は、通常の採用業務や企画業務と違う頭を使う感覚があり、記事作成の時間を捻出するのに思ったよりも時間がかかっています。
しっかりと記事発信までのスケジュールも作っていますが、手直しなどで時間が押してしまいスケジュール通りにいかなかったこともありました。

記事は自分の中でわかりやすいと思っていても、広報チェックを通してみると段落が入れ替わっていたり、くふう住まいのことを知らない方が読んでもわかりやすい単語になっていたりして、広報チェックを受けるたびに学ぶことが多いなと感じています。

また、後ほど詳細を記載しますが、立ち上げのときに「ただなんとなく情報発信の場としてnoteをやる」のではなく、「記事を読んでいただいた方にどう感じてほしいのか」を細かく設定してからスタートしたので、改めて会社として伝えたいことは何かを整理できたと考えています。

他社の採用広報記事も沢山拝見しました。いいなと思う点を取り入れて、真似してみたりして、1つずつ記事をパワーアップさせています。


記事はこのような流れで書いています!

私たちは記事を以下のような流れで作成しています!

1.チーム3名で悩みながら試行錯誤する発信内容
まずは、採用担当3名のミーティングで採用状況やポジションをすりあわせ、その時に発信したい旬の内容を決めていきます。
経営メッセージや採用したいポジションで既に活躍している方、イベントで注目を浴びた方など対象は様々です。

2.スケジュール確認&インタビューする方との日程調整
インタビュー対象者にアポを取り、記事発信から逆算してインタビュー日のスケジュールを抑えます。
記事を作成するタイミングだけでなくインタビューする方の業務にも影響しないよう日程調整は慎重に行っています。
また、「対面インタビューだ!」と思って望んだら、リモートになってしまった…ということもありました。
日程調整一つをとっても、一人だけで進める業務ではないので多方面への気遣いが必要です。

3.止まらないインタビュー当日のワクワク!
インタビューは1時間程度行います。後に生成AIで成文するため、録音も行います。
今まで知らなかったみなさんの想いなども聞けるので毎回インタビューはワクワクします!

例えば代表の長井さんと役員の坂本さんの対談で企業ミッションである「住まいにまつわる後悔をなくす」について例も交えながら話していたのですが、くふう住まいにイエタテ事業がジョインした直後のインタビューだったので、自分自身にとっても改めてミッションを認識でき、「こういう世界を目指すんだ!」というイメージがはっきりと湧きました。

また、今執筆中の記事の話なのですが、自分が採用にかかわった人の活躍者インタビューはやはり採用担当者としてワクワクします。
面接時の想いを知っているので、そこから入社して新しいミッションに向かってやりがいもって働いているとお聞きするととても嬉しくなります!

4.インタビュー内容と向き合う記事制作タイム
録音したものを生成AIにて成文し、そこから私たちが要約を行い、最終的に採用担当者でチェックを行います。
その後、くふうカンパニーのコーポレート・コミュニケーション部の広報チーム及びインタビューを受けていただいた方ご本人にもチェックをお願いし、記事を完成させます。

5.サムネイルのデザインを社内デザイナーへ依頼
今回の記事とイメージを伝え、サムネイルのデザインをくふう住まいに所属するデザイナーへ依頼します。
写真撮影もいつもプロにお任せしているので、素敵なサムネイルが完成します。

6.リリース!
最後は誤字脱字の最終チェックをして記事を発信します。


写真ディレクションも行います。誰にどんな風に感じてもらえる写真を撮りたいのか、から、表情や服装、シチュエーションを社内のカメラマンさんと打ち合わせて撮影していただきます。


グッと効率化が進んだ生成AI活用でのライティング業務

生成AIを使用する以前は、0から自分一人で作成していたためインタビューをしながら単語をメモし、同時に録音を行いました。
録音した内容を当時使用していた文字起こしツールでいったん文章化し、再度自分のメモしたキーワードを見ながら文章を構成していたんです。
正直まず文章にするまでに4〜5時間はかかっていました。
特に今思えば、初期の記事は対談形式で話している分量も多く、一言一句漏らすものかと必死に文章にしていたので時間がかかっていたなと…。

そんなに時間をかけた記事でしたが、広報チームにチェックを依頼したところ、とんでもない量の「赤入れ」が入っていて、その日はオフィスに行っても恥ずかしくて広報チームの方の顔が見れないほどでした(笑)

そんなこともあり、採用広報チームでも話し合いが行われ、くふう住まいにおいては人事担当部長の清水さん主体で採用広報にもAIを取り入れることとなりました。
まずは記事の全体像を掴むところまでは生成AIにやってもらって、全体像ができてからの文章化や構成作りは自分の手で行うようにし、全体的な効率化を図ろうと考えました!

今のところ生成AIでは「A4サイズのWord原稿×1枚分」ぐらいの文章量が1回あたりのデータ保有量の限度なのでインタビューの音声を7~8回分に分けて成文していますが、それでも当初4~5時間かかっていたものが2~3時間で終わるようになり、生成AIが記事化のお守りのような存在となっています。




まずは採用広報をどのような形で進めているのかをお伝えしました。
後半ではチームメンバーがどのような形で採用広報と向き合っているのかをお届けします!
お楽しみに!

くふうカンパニーでは一緒に働いてくださる仲間を募集しています。
一度お話を聞いてみたいという方はぜひご連絡ください!