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「超」初心者向け『動き方』講座:背骨の側屈とねじれ(回旋)

こんにちは、理学療法士のくどちんです。
この講座は、運動が苦手な方、または運動経験があまりないといった「超」初心者向けに、健康になるための身体の使い方を「基本中の基本」から学ぶ講座です。

世の中には様々な運動の方法論が蔓延っています。
専門家ではない一般の方にとって、たくさんの方法があると「どれが良いのかわからない!」と路頭に迷ってしまいますよね。

ですが、専門家の場合は「どの運動が自分にとって良いのか」、そして「怪我をしないために、この運動ではどういうポイントを最低限抑えなければいけないか」という事がすぐにわかります。

この違いには「動き方の基本を知っているか?」という点があります。

ヒトの動きには原理原則があります。
一般の方の場合は、それを理解せずに運動をするため怪我をしたり、効率の悪いトレーニングをしてしまうのです!

まずは怪我をせずにトレーニングをしたいですよね?

この講座では、基本的には全てのトレーニングに対応できる「ヒトの動き方の基本」を理学療法士でありながら、ヨガやオステオパシー、そしてボディワークを学んだ僕からお話しさせて頂いています。

もちろん「ヒトの動き方の基本」は、腰痛や膝痛、肩や首の痛みを緩和する上でも重要となります。
むしろ、ヒトの動きの基本が崩れて動き続けた結果が関節痛となって現れるので、動き方の基本を学ぶことは、自動的に今お抱えの症状を緩和するためのアプローチと言えますね。

腰が痛い、膝が痛い、肩や首が痛い!というお悩みをお持ちの方で「根本からしっかり良くしたい!」というモチベーションの高い方は、まさしくこの講座の対象の方です。

特に「身体をひねった時」または振り向いた時(首で言えば横を向いた時)に痛みがある場合は、この講座の受講による効果は期待できます!(もちろん全ての方ではないですよ)。

「私の場合は『膝』が痛いんだけど、この痛みと背骨って関係あるの?痛いのは背骨じゃないんだけど」と少し疑いましたよね?

安心してください。理学療法士という立場で根拠なくお話はしません。
腰・膝・首や肩に「背骨の動き」が重要である事は、僕の10年以上の理学療法士としてのキャリアから述べています。

ちょっと詳しくお話ししますね。

様々な身体の不調の根本は「背骨」にあり

僕は、肩が痛いから肩を、膝が痛いから膝を、というような考えで動作指導やトレーニング指導はほとんどしません。
なぜなら、身体の構造や動きの連動性を考慮すると、症状が出ている部分自体に問題はないという事がわかっているから。

じゃあ、どこに症状を改善する根本のポイントがあるのか?
それが「背骨」です。

背骨は私たち人間の「中心」にある構造です。
背骨からは手足・体幹や内臓を動かす神経が出ていたり、背骨の周りには重要な太い血管(動脈・静脈)が通っています。

これらは、背骨が柔軟に動くことでその機能が維持・促進されるように作られているため、背骨が硬くなると内科疾患も含め、様々な身体の不具合を引き起こします。

もちろん運動においても背骨は重要で、全ての動きの「中心」となる部位です。
効率よく全身を連動させて動くには、その中心である「背骨」が柔軟でなければいけません。

経験上、関節痛を患っているほぼ全ての患者さんは、この「背骨を中心とした全身の連動性」が低下しています。
僕の経験から、次の事を断言させて頂きます。

「関節痛の緩和・再発予防には背骨の柔軟性は圧倒的に重要」

極端な例えですが、症状のない若い人と様々な身体の不調を抱えている高齢者の身体の大きな違いは「背骨の柔軟性」です。
これは、こどもから100歳超の身体をみてきた僕が言うので、間違いありません。

背骨が硬くなっている高齢者の動きは、全身の連動性は低下しており、手足と体幹が「分離」した動きとなっています。
そのため、必要以上にエネルギーを使うので疲れやすいんですね(もちろん年齢による体力の低下もありますが)・

ちなみに、これは臨床にいてびっくりしたのですが、若くても関節痛を患っている子って「背骨」がびっくりするくらい硬いんですよね(特に最近の子供は身体が硬いですよね・・・)。

いずれのケースも、僕は手足の筋トレではなく「背骨の柔軟性」を高めるようなアプローチを行い症状の改善を図っています。

このように身体の不調を根本が「背骨」にあるケースがほとんど、という理由から、根本から身体の調子をから整えるのであれば「背骨」から整えましょう!というのが僕の提案であり、その一部がこの講座になります。

【第1講】では背骨の曲げ伸ばしについて学びましたが、【第2講】では、より複雑な動きを可能にする「側屈(そっくつ)と回旋」の動きを学んでいきます。

この講座はこんな方にオススメです!

例えばこんな方はこの講座は必須になります、
・歩いている時に腰や膝に症状が現れる
・腰をひねると腰が痛い
・首を左右に傾ける動きで症状が現れる
・後ろに手をまわす、肘を後ろに引くような動きの時に症状が出る

この講座の対象は「超」初心者の方です。
中には「チャレンジ」と称してちょっと難しい動きもありますが、基本的に簡単な動きのみで完結できる内容です。

意外とその「簡単な動き」だけでも身体が変わり、症状が変化するケースもあるので、実践する価値はありです。

「でも、自分にできなかったらどうしよう」という事が心配ですよね?

安心してください。
この講座は「超・初心者でもわかるようになるべく簡単に」という事を意識して作っています。もちろん動画つきです。

ワークの内容は、僕が臨床で高齢の患者さんに一から教えている手順で書いています。もしあなたが85歳以上の方でなければ、理解できるはずです!(85歳以上であれば、直接身体に触りながらではないと厳しいかもしれません)。

動きの習得の速度は人それぞれです。

やったことのない事を習得するには時間がかかる、というのはどんなことでも同じですよね?教えてもらって一瞬でできるのであれば、誰も苦労はしないです。

そのため、ここで紹介しているワークがすぐにできなくても安心してください!みんな同じです♪

もし「やっぱりよくわからない!」という場合は、TwitterのDM等で連絡を頂ければいつでもご相談に乗りますよ!

また、ご相談頂いた内容は講座の内容にも反映させていただきます!つまり随時この講座は、皆さんの声をもとにアップデートいたします!

購入したけど思っていた内容と違った・・・といった場合でも、ご連絡頂ければ内容をアップデートしてより良いものに仕上げていきたいと思います!

せっかくご購入頂いたのに、何も変わらなかった、ということはなるべく避けたいので、ぜひお気軽にご連絡ください!

※注意 【魔法をお求めの方はこの講座は購入しないで下さい】

この講座によって、症状をお抱えの方は、症状が緩和するかもしれません!とお話ししましたが、正直に言うと、ここでご紹介しているワークをちょっとやっただけで症状が改善するような、いわば「魔法」は期待しないで下さい。

誰でも簡単にその場ですぐに身体が変わる、というような趣旨でお話はしていません。人間の身体が変わっていくのには時間がかかります。
また、運動の基本を理解するまでも時間がかかる方もいるでしょう。

なのでこちらの講座は「特効薬」「楽して簡単に身体を良くしたい!」と思っている方はご遠慮ください。
じっくり真剣に身体を良くしたい!変えたい!という方のみ受講してください(このような方にはとことんお付き合いさせて頂きます!)


それでは、まずは「側屈」の動きの練習から始めていきましょう!
最初は「側屈とはなんぞや?」というところからです。

では、参りましょう!

【知識編】側屈とは?【知らない間に行っている】

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