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大豆で健康を手に入れませんか?
大豆は弥生時代から栽培されている、和食には欠かすことのできない食材です。
大豆よりも大きな豆があるにもかかわらず「大豆」と呼ばれるのは、「大いなる豆」「大切な豆」の意味があると言われています。
今日は、そんな大豆の魅力をたっぷりとお話します。
ぜひ、楽しんでご覧いただけたらうれしいです。
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このnoteは、ラジオ番組『大人の健康教室』のテキスト版です。
文字で楽しむのはもちろん、下記リンクより音声視聴もOK。
あなたのお好きなスタイルで、お楽しみください。
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大豆のうれしい栄養素
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たんぱく質
大豆は、身体にとって大切な5大栄養素のひとつであるたんぱく質が豊富な食品です。
(5大栄養素:炭水化物、脂質、たんぱく質、無機質、ビタミン)
とくに、大豆のたんぱく質には脂質代謝を改善する作用があるので、体脂肪の蓄積を抑制したり、血中のコレステロールや中性脂肪を低下させる働きがあります。
食物繊維
食物繊維は「水に溶けやすい水溶性食物繊維」と「水に溶けにくい不溶性食物繊維」があり、大豆に含まれる食物繊維の多くは不溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維は水分を吸収して便のカサを増やすので、便秘の予防に役立ちます。
ちなみに、食物繊維を多く含む食材の代表としてごぼうがありますが、大豆はごぼうの約4倍の食物繊維を含んでいます。
これ以外にも嬉しいこんなものまで
・カルシウム(骨や歯を元気にする)
・イソフラボン(骨粗しょう症・女性ホルモン)
大豆の種類
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大豆は種皮の色によって「黄大豆」「黒大豆」「青大豆」に分けられ、普段よく目にする大豆は黄大豆です。
黄大豆は水煮や煎り大豆をはじめ、豆腐や味噌など多くの大豆の加工食品の原料です。
黒大豆は名前の通り種皮が黒色で、ポリフェノールを多く含んでいます。
黒大豆ポリフェノールは抗酸化力が強く、感染症やがんなどの発症を抑制する働きを持ちます。
一方で青大豆は淡黄緑色~濃緑色の種皮の大豆で、きな粉として使われることが多く、例えばうぐいす餅に付いている緑色のきな粉は青大豆から作られます。
こんな身体によい大豆ですが、ちょっと注意点も。
大豆は食べ過ぎると、食物繊維の作用で下痢や腹痛を起こす恐れがあります。
また大豆イソフラボンの影響で、ホルモンバランスを崩す恐れがあるため良くないとの報告も。
しかし食べすぎによる身体の悪影響は「特定保健用食品として、大豆イソフラボンを長期・継続的に上乗せして摂取する場合」。
一般的な分量で大豆や大豆製品を食べる分に、過度に心配する必要はないでしょう。
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