意識
今回は筋トレを例に挙げているが、筋トレの記事ではございません。
またエッセイ的な感じで書くのでこの文章を通じて何かを感じ取っていただければ幸いです。
例えば、
”筋トレの一種であるベンチプレスで胸板を厚くしたい!!”
という場合は、もちろん重量も大切だがそれよりも大切なことがある。
それは、大胸筋をいかに意識してトレーニングをするかということ。
何だそんなことを思ったあなたへ。
最後まで見てください!!笑
僕は大学時代にベンチプレスをしていたが、そのときよりも今の方が胸板が厚い。(比較図があればいいのだが笑)
そして今はベンチプレスを全くしていない。
大学時代は、ただ単にベンチプレスをしていて、重量を上げることだけにこだわっていた。
しかし、社会人になって、とあるエニタイムフィットネスジムに通っていた時、おせっかいな韓国人に
「君のやり方ではいつまでたっても筋肉つかないよ」
と言われ、続けざまに
「重量は軽くてもいい。むしろ軽いほうがいいんだ。それよりも筋肉を意識し、筋肉を千切れ!!」
ということを言っていた。
(ちなみに、その韓国人の口癖は”千切れ!!だった笑)
当時23歳の僕は、
「うっさいなこいつ。しゃべりかけてくるな」
と思っていたが、素直になってやってみると、
次の日、
経験もしたことのないような筋肉痛に襲われた。
そこから、意識というものに関してとても興味関心が沸くようになった。
今はベンチプレスをしていないが、大学当時よりも胸板が厚いと言ったが、
それは眠る前のストレッチの際に、大胸筋を意識してストレッチをかけている。イメージとしては腕立て伏せで一番しんどくなるところの角度で、胸を意識して刺激を与えているだけ。
これだけで、本当に筋肉がつく。
ところで、物理学分野の量子力学の世界では
意識したところにしか、世界は存在しないという意味合いをもった言葉がある。
筋トレでもそうだが、筋肉を意識しない筋トレはただの運動にすぎない。というのも、いつだったかな、スポーツセンターにおっちゃんに話しかけられて、
「俺はここに20年通っている」
という人がいて、その人は20年もやっている割に全く筋肉がついていない。
確かに、健康体な身体ではあったが。
その人のトレーニング(ベンチプレス)を見たが、全く胸を意識していない。
要するに上腕三頭筋だけでトレーニングをしていた。
つまり、物事は何かを意識せずして成長はできないといこと。
話は全く変わるが、よく瞑想した方がいいというが、瞑想とは無になる行為だと勘違いしている。
違う。
瞑想とは、意識して呼吸を深める行為。
呼吸を通じ、腸付近にある丹田というところを活性化させ、氣をみなぎらせる行為。
意識して呼吸するだけで、普段固くなっている呼吸筋(横隔膜や大腰筋など)が活性化しだすので、15分くらい瞑想するだけで呼吸が無意識レベルで深いものになる。
夜寝る前に、瞑想をすると身体に氣を蓄えた状態で睡眠に入れるので、睡眠時間が格段に減り、スッキリ目が覚める。
例えば、不食でも生きている人がいる。
呼吸を意識するだけで、プラーナというエネルギーを体内に取り組むことができて、不食でも生きていける。
呼吸は空腹時に深くなり、満腹時には浅くなる。
ようするに、大げさに言うとお金がかかる肉も食べなくても生きていけるということだ。
意識して呼吸をするだけで。
まあそれでも、腹は減る。
そういったときは、納豆とキムチだけを食っていれば人間は生きていける。
お金がない人にとっても、そのことを理解できていれば節約できるし、お金が溜まる。
まとめると
深い呼吸をするための必要条件は、15分くらい呼吸を意識して瞑想し、深い呼吸状態になるための必要条件が空腹状態であること。そうすることで体内にプラーナを取り入れることができ、それだけで生活できるということだ。
あと、成長するには意識というものが必ず必要で、ただ単にやるのではなく意識して行動しないと20年継続して筋トレしているひょろいおっさんみたいになってしまいますよということ。
それは筋トレ以外でも同じです。