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【米国株】週間マガジン

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米国株投資にかかわるマーケットやマクロのニュースを1週間を振り返る形でまとめ配信します。
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【米国株10/28~11/1】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株10/28~11/1】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物・日足今週の振り返り

今週は2週連続の高値・安値切り下げの下落でした。特に10月31日(木)は直近では出来高が多い長大陰線の下落で売り圧力が強かった。

10月30日(水)までトレンドライン(右上に上がる白色ライン)に沿って上昇を試したが、先週の10月25日(金)の高値を上抜けら

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【米国株10/28~11/1まとめ】GDPは下振れも堅調、ISM製造業の新規受注が回復の兆し

【米国株10/28~11/1まとめ】GDPは下振れも堅調、ISM製造業の新規受注が回復の兆し

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

10/29(火)

JOLTS求人件数、予想下振れ⬇️

求人件数は下振れで減少していますが、正常レベルに戻ってきた程度で特に問題なく良い状況は続いている。

消費者信頼感指数、予想上振れ⬆️

10/30(水)

ADP雇用統計、予想上振れ⬆️

GDP速報値、GDP⬇️個人消費⬆️コアPCE⬆️

GDPは予想下振れ

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【米国株10/21~10/25】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株10/21~10/25】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物・日足今週の振り返り

今週は高値・安値切り下げの下落となりました。先週までのジリ上げが失速し、今週はほんのり弱い値動きに転じています。

下落する場合、先週末時点では「7日出来高加重移動平均線を下抜けて21日出来高加重移動平均線も下抜ける値動きになってから調整だろう。今は21日出

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【米国株10/21~10/25まとめ】耐久財受注コア指数が好調、ミシガンのインフレ期待は落ち着き

【米国株10/21~10/25まとめ】耐久財受注コア指数が好調、ミシガンのインフレ期待は落ち着き

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

10/21(月)

景気先行指標総合指数、予想下振れ⬇️

ローガン総裁

二大責務のインフレと労働市場に対するリスクのバランスを取る上で、それほど景気抑制的でない金融政策が寄与する

経済が現在の想定通りに進展すれば、政策金利をより正常または中立的な水準に向けて徐々に引き下げる戦略は、リスクを管理し、目標を達成するのに

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【米国株10/14~10/18】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株10/14~10/18】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物・日足今週の振り返り

今週も高値・安値切り上げの上昇トレンド継続でしたね。先週末時点では「引き続きまずは5,900が次のターゲット。各社のQ3決算が好調続きとなれば、6,000を目指していく流れとなるか。」と書きましたが、10月14日(月)から5,900のターゲットを上回って、1

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【米国株10/14~10/18まとめ】NY製造業は下振れ、フィリー製造業は上振れ。住宅着工は前月比で落ち着き

【米国株10/14~10/18まとめ】NY製造業は下振れ、フィリー製造業は上振れ。住宅着工は前月比で落ち着き

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

10/14(月)

カシュカリ総裁

経済はインフレ率を2%に戻す最終段階にあります。金融政策は依然として引き締め姿勢を維持しています。

雇用市場は引き続き堅調です。

さらなる緩やかな利下げが適切であると思われます。

10/15(火)

NY連銀製造業、予想下振れ⬇️

ASML、3Qの受注額が予想を大幅下振れ

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【米国株10/7~10/11】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株10/7~10/11】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物日足

今週の振り返り

先週末時点では「次週から決算シーズンが始まるので、もう1週~2週は日柄調整と付き合う印象。」と書いていたが、今週の結果は最高値を更新して上昇となりました。月曜日から火曜日にかけてはフィボナッチ(白)23.6%をやや下回るラインまで下がったが、下がれば買いが

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【米国株10/7~10/11まとめ】CPI/PPI前年比が予想上振れ、S&P500は年初来45回目の新高値

【米国株10/7~10/11まとめ】CPI/PPI前年比が予想上振れ、S&P500は年初来45回目の新高値

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

10/7(月)10月7日(月)

ムサレム総裁

9月FOMCでの0.5ポイント利下げ決定への支持

先月公表されたFOMCの経済見通しサマリー中央値より若干高い金利の軌道を想定している。今後の金利変更の幅やペースについて予断を持つことはしない

現在の経済状況を考えると、緩和が早過ぎることに伴うコストは、不十分で遅過ぎ

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【米国株9/30~10/4】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株9/30~10/4】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物日足

今週の振り返り

今週は上も下も限定的な日柄調整でした。

先週末時点では「ここからは上昇するなら日柄を見ながら緩やかな推移がちょうどいい」「先週末と同様、まずは5,850」と書いていました。結果としては5,850まで上がることはできず、緩やかな日柄調整が進行していました。

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【米国株9/30~10/4まとめ】雇用者数大幅上振れ、ISM製造業弱くサービスは好調

【米国株9/30~10/4まとめ】雇用者数大幅上振れ、ISM製造業弱くサービスは好調

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

9/30(月)

パウエル議長

経済では物価上昇圧力が一段と緩和する情勢が整っている この先、経済がおおむね想定通りに進展すれば、政策は時間とともにより中立のスタンスへと移行するだろう。

われわれはあらかじめ定まった道を進んでいるのではない

委員会は利下げを急いでいない

最終的には、これから入ってくるデータに導か

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【米国株9/23~9/27】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株9/23~9/27】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物日足

今週の振り返り

先週末時点のnoteでは「短期的な上昇では5,800前後が上昇幅の上限と見てるが、ここからはヨコヨコもしくはひたひた上昇とが上に行く場合の上がり方と想像する」とペースダウンの見立てでした。上昇する場合の次のラインは5,850とも書きました。結果としては、今

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【米国株9/23~9/27まとめ】PMI総合下振れもサービスは堅調、GDPが好調継続、PCEでディスインフレ確認

【米国株9/23~9/27まとめ】PMI総合下振れもサービスは堅調、GDPが好調継続、PCEでディスインフレ確認

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

9/23(月)

PMI速報値、総合⬇️製造業⬇️サービス⬆️

グールズビー総裁

今後1年間で、さらに多くの利下げが必要になるでしょう。金利は大幅に下がる必要があります。私は、FRBの0.5%の利下げに満足しています。これは、FRBがインフレだけでなく、雇用へのリスクにも注目していることを示しています。

物事を現状

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【米国株9/16~9/20】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株9/16~9/20】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物日足日足

今週の振り返り

先週末時点では「ボックスゾーンの高値を上抜けて上昇する場合は、7月16日(火)の高値にトライ。高値を越えてATH更新していくなら、次の節目は5,800。」と書いていた。

9月18日 水曜日の FOMC で0.5%の利下げを決定した後は値動きは荒れたが

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【米国株9/16~9/20まとめ】0.5%利下げを決定、住宅着工が好調な伸び

【米国株9/16~9/20まとめ】0.5%利下げを決定、住宅着工が好調な伸び

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

9/16(月)

NY連銀製造業景気指数、予想大幅上振れ⬆️

9/17(火)

小売売上高⬆️コア⬇️

9/11(水)

住宅着工件数、予想上振れ⬆️

FOMC、0.5%の利下げを決定

FOMCは政策金利を0.5ポイント引き下げることを決定した。

これにより、FF金利の誘導目標レンジは4.75~5.0%となった

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