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聴いてくれる人がいるということ

母の定期通院に行くと
よく話しかけられる
高齢の母は車椅子でウトウト
「大変ねー」
99%この言葉で始まる
きっと私と母の様子が話しかけやすいのだろう

「そうでもないんですよ」
「介護されているんでしょ、偉いわ」
この後、この方の自分の話が始まる
続)

話しかけてくるのは
しっかりしている高齢の女性がほとんど

皆、自分のことを聴いてほしい
嬉しいこと、楽しいことは勿論
辛いこと、悲しいこと、寂しいこと

自分の気持ちを誰かに聴いてほしいのだ
ただ聴いてくれるだけでいいのだと思う

聴いてくれる人がいるということ



木蓮の木もグングン育っています。



話しかけてくる方は、ほとんどが一人暮らしと思われます。
皆、とても感じがよく優しく、少し遠慮がちに とても嬉しそうに自分のことを 話します。
夫の介護が大変だったこと、自分の病気のこと、年代的に戦時中の子供の頃の話なども。
どの方も、母に対する眼差しがとても優しく、きっと同じ時代を生き抜いた同志のように思っているのかもしれません。


こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
よい毎日でありますように(^_^)

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