【保活】企業主導型保育園ってどう？実際に通わせたメリットと課題
こんにちは
４歳・１歳二児の母
nozomi と申します。
普段は2人の娘の子育て、教育、保活
最近始めた手帳時間やマインドセットについて書いています。
保育園申請が終わり、いよいよ結果通知がもうすぐ届くかと思われます。
結果通知が来た地域の皆さん、いかがでしたか？
保育園入所は年々、激戦化しています。
中には申請したけれど、選考漏れで待機になってしまうご家庭もあるかもしれません。
どうしても４月に復帰を考えなければならないパパママに、保育園入所を目指す一手となるのが
「認可外保育園(企業主導型保育園)」
の存在です。
認可保育所は、自治体への申請を必要としますが
認可外保育園(企業主導型保育園)は、各保育園への申し込みとなります。
タイミングとご縁次第で、認可に入れなかった時に検討できる選択肢の一つです。
皆さん、認可外保育園または企業主導型保育へ対する印象はどうお持ちでしょうか？
✅認可よりも安全性が保たれない？
事故などが起こったときに心配？怖い？
✅保育の質も悪いのかな…？
なんて思ったりしていませんか？
私も教育職の経験がなければそう思っていたかもしれません。
私は長女を企業主導型保育園に入れてとても良かったと感じています。保育士さんの質もよく、本当に素晴らしい園だったからです。
ただ漠然と怖い気持ちで認可外を選択肢から外すのは大変勿体無い。
認可外保育園(企業主導型保育園)の良いところを知ると、もし不承諾になってしまった時に
前向きな選択の一つとして捉えられるかもしれません。
そして実際に入ってみなければわからない点もありました。今回は課題になった点についてもお話しできたらと思います。
ぜひお読みいただき参考にしてください。
それでは始めます！
🍀認可外保育施設、企業型主導保育園とは？
認可外保育施設とは？認可との違いは？
認可保育園（認可保育所）とは、児童福祉法に基づき市町村が設置を届け出た、または社会福祉法人などが都道府県知事等の認可を受けて設置した児童福祉施設であり、市町村が入園の決定、保育料の徴収を行います。
認可外保育施設とは、認可保育園以外の保育を目的とする施設であり、施設に直接入園申し込みをし、保育料も各施設により異なります。
企業主導型保育園とは？
企業主導型保育事業は、事業主拠出金を財源として、従業員の多様な働き方に応じた保育を提供する企業等を支援するとともに、待機児童対策に貢献することを目的として、平成28年度に創設されました。
○本事業のメリット
働き方に応じた多様で柔軟な保育サービスが提供できます。
（延長・夜間、土日の保育、短時間・週2日のみの利用も可能）
・複数の企業が共同で設置することができます。(企業枠、従業員枠)
・地域住民の子供の受け入れができます。
地域枠)
運営費・整備費について認可施設並みの助成が受けられます
つまり…
・お勤めの会社が保育園と提携したら、その分保育料の負担が減るよ(企業枠)
・運営元の企業で働く人は無料もしくは格安で預けられるよ(従業員枠)
・地域の人の為に最大半分、残った枠を開放するよ(地域枠)
皆さんはこの枠のどれかを使って、企業主導型保育園に入園できます。保育園利用基準は認可と同じです。認可と同じく、両親が就労、出産などの要件がないと入園は許可されません。
企業主導型保育園は企業枠(従業員枠)の園児を全体の半分確保しないといけないと定められているので、企業枠で入園できる状況のご家庭は入園が有利かもしれません。お勤め先に企業主導型保育園と提携を結べるかどうか要確認です。
私たちは両方とも教員をしていたので地域枠での入園でした。地域枠のお友達も沢山いました。
地域枠だからといって園から特段区別されたり、途中退園を迫られたすることはありませんでした。(娘の園の場合。)
🍀企業主導型保育園のメリット
⭐️認可よりも保育料が安かった！
約2年の間、保育園に通いましたが、認可外の場合時間数や利用日数で
１歳クラス 約50000
(週５：8:00〜18:00)
２歳クラス 約45000
(週５：9:00〜17:00)
でした。
認可だと月に5000〜6000くらい高くなる計算でした。(我が家の自治体の場合)
中には
企業枠は日中の保育料ゼロで利用できる
その代わり延長や土日料金は高額
みたいな園も。
園により料金体系が全く違うので、認可外を検討される際には確認が必要です。
ちなみに企業主導型ではない「認可外保育所」は、金額が認可保育所よりも大幅に高額になるところもあります。
園のホームページやえんみっけ、見学などに行かれて確認しておく事が大事です。
⭐️子育て支援員さんがいて体制が充実。
あくまで保護者目線の話。
認可より保育士の設置基準が少なく設置されていますが、私が利用した保育園では子育て支援員という枠で、未資格の方もお仕事されていました。(保育補助さんのイメージかな)
通っていた園は子育て経験が豊富な方が多く、困ったことがあると話を聞いてくださりました。非常勤だからといって、全く経験のない方ばかりではないということを自分の仕事上よく知っていたので、子育て支援員さんが多いことに抵抗はありませんでした。
公園のお散歩などの人員も手厚く、いつも安全に保育していただいていました。
⭐️少人数(1歳児クラスは多め)そして丁寧に見てくれる。
元娘の保育園は認可保育所を複数持つ法人が運営しています。そこのスタッフさんがお子さんを預ける保育園で、地域枠としてお世話になっていました。地域の信頼を欠くような保育士は雇わないと思い、入園を決意しました。
思っていた通り、主体性を大切にする保育をしてくれる先生方に恵まれて本人ものびのびと楽しく通っていました。
少人数というのは、４月には認可園に移るお友達も多かったから。(特に1歳→2歳クラス)
けど、その分２歳クラスからは10名の園児に対して３名の先生をつけていただき、きめ細やかに見ていただきました。
🍀一方で課題も…
⭐️2歳クラスまでの園が多い
うちがまさにそれだったのですが、2歳までのクラスが多いです。(園によっては5歳児(年長)クラスまで受け入れるところも。)
我が家はたまたま2人目妊娠、産休後に退園となったので、預かり保育のある幼稚園(こども園)を選びました。
しかし仮に3歳で認可に転園すると、認可外加点のみ付くことに。
我が自治体は小規模認可卒での転園だと認可外転園よりも加点がもらえる地域。小規模卒園加点的に比べたら不利だったのかなと今になって思います。それでも希望の認可に行ったお友達は沢山いました。
地域によるのでお住まいの自治体の情報を調べいただければと思います。
⭐️お友達の転園が多い
認可外保育園は入園すると、認可保育園の申請の際に加点が付き有利になることが多いです。
なので前述しましたが、我が家の自治体は３歳だと小規模保育園卒園の子の方が加点が多いために、2歳児４月入園を検討するご家庭も多数いました。２歳児クラスの４月転園でお友達がいなくなり、子どもがわからないながら寂しい思いをしていました。
⭐️１歳児クラスの人数と部屋の広さ
１歳児クラス時は、全体で15名の園児が在籍していました。元々12名定員だったところ、後に不承諾の乳児を受け入れたので人数が増えたようです。娘の保育園の広さは基準として問題ないと説明がありました。預け始めた時は想定よりも園児が増え、心配になった事を覚えています。
最終的には何名入園になるのか、部屋の広さは充分にあるのかを事前に確認しておけば良かったなと思いました。
🍀終わりに
以上が私が企業主導型保育園に娘を入れたメリットと課題でした。もしものことがある前に、まず認可外保育園(企業主導型保育園)がお近くにあるのか、入所状況などを事前に把握しておくと安心です。
そして企業主導型保育園ですが、監査があり、改善が必要となる保育園は公表されます。
令和元年度から閲覧が可能なので、確認することをオススメします。
皆様の保活が滞りなく進みすよう
祈っております！
それではご覧いただきありがとうございました
※この記事は４月に書き加え有料記事にさせていただきます。
いいなと思ったら応援しよう！
