読書の記録 小泉武夫 井出留美『いちばん大切な食べものの話』
10代の身近なQuestionに答え、探求(Quest)することの大切さを伝える「ちくまQブックス」シリーズ第2弾10作め。
日本は食料自給率が低い。カロリーベースでは必要な食料の38%しか国内で生産されていないことになるらしい。※ちなみにカナダは233%!家畜のエサにも外国産のものを使っているから仮に牛や豚が国産でもその分、食料自給率は下がるらしい。円安だとか戦争だとかが起こると途端に食料不足に陥ってしまう構造といえます。これは危ない。
危ないといえば、やっぱり狭い場所に閉じ込めて家畜を飼うのも健康的でなくて危ない。痩せた土で育てた野菜は栄養が足りなくて危ない。食を取り巻く環境は今、実に危ないだらけらしい。
最後に書いてあったのが印象に残りました。
どうすれば日本で「責任」ある消費を根付かせることができるのか、その一つには「買い物は投票」だということを意識すること。自分が買うもの、買う店、選ぶ商品が、自分だけでなく、社会にも影響を与えるということを理解して行動を変えること。それは、その店や商品、企業を未来に残すかどうかを消費者が決めることを意味しているのだ。
読んだらとりあえず発酵食品を食べたくなります。味噌汁万歳!
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