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私のマンガ手帖:「ブルーピリオド」

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私がマンガ「ブルーピリオド」について書いた記事を集めています。
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#日記

「ブルーピリオド」連載再開:「才能」を扱った作品たち/「才能とは一時的なギフトに…

5月25日(土)晴れ 母の友人が宮崎県から訪ねてくれるという話が入ってきたので、その時に何…

kous37
9か月前
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「ブルーピリオド」:「他人の人生を搾取する作品」と「良い絵を描くこと」/生活の緩…

11月26日(日)晴れ 昨日は疲れていたので夜8時半には寝てしまったのだが、起きたら2時半。…

kous37
1年前
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「ブルーピリオド」と戦後のニューヨークを中心とした現代アート/整理整頓の意味

6月1日(木)晴れ 晴れなのか曇りなのか微妙だが、今日から6月というような日にはそんな天気…

kous37
1年前
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乗り越えるべき敵としての藝大教師/反知性主義と愛と冷笑

日曜日の夕方に岡谷の書店に出かけて国谷裕子「クローズアップ藝大」(河出新書)と内田樹編「…

kous37
3年前
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「鎌倉殿の13人」第21回「仏の眼差し」を見た。/BRUTUSのマンガ特集を買った。

5月30日(月)晴れ 今朝はいい天気だ。昨日は10時半に寝て起きたら4時前だったから6時間近く…

kous37
2年前
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「安倍晋三回顧録」:安倍晋三の手腕と力量と遺産、評価と総括の必要性/ただ生きるだ…

2月27日(月)晴れ 朝からよく晴れている。東京にいるからあたたかいかと思ったがそうでもなく…

kous37
2年前
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1333鎌倉攻防戦は鎌倉騎馬武者同士の「最後の戦い」だった:「鎌倉幕府はなぜ滅びたのか」

8月26日(金)曇り いろいろ考えることが多くて昨日は「ブルーピリオド」を読み返していたりしたのだが、今少し読んでみて思ったのは、今書かれていることも少し前からの展開の流れでもう一度見直すとなぜここでこういうことを考えているのかとかがもう少しわかるかもしれないと思った。 少し時間がある時に「鎌倉幕府はなぜ滅びたのか」の続きを読み、読了した。最後の新田義貞の鎌倉攻めのところが残っていたので読んだのだが、鎌倉攻めというと新田義貞が電撃的に攻め込んで稲村ヶ崎から鎌倉に侵入し、北

アフタヌーン長期連載陣の注目ポイント:「ブルーピリオド」「スキップとローファー」…

5月26日(金)曇り いろいろ仕事のことで考えていることが多いので、ここに書くようなことが…

kous37
1年前
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二二六/「薬屋のひとりごと」と「天幕のジャードゥーガル」と「ハムレット」/「ブル…

2月26日(日)晴れ 今日は2月26日。1936年の二・二六事件から87年。この日は雪が降っていた。…

kous37
2年前
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プロセスを面白がるということ/「ブルーピリオド」真田まち子:作家という生き方

5月28日(日)曇り 昨日は疲れが出て、仕事が終わったあとブラタモリの屋久島回を見ているう…

kous37
1年前
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12月の雪/「ブルーピリオド」:「貧乏人の絵って見ればわかるから」

12月24日(土)雪 このところ、夜中のうちに雪が降って昼頃からは晴れる、というようなパター…

kous37
2年前
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ドイツに勝利/「ブルーピリオド」:罪悪感をテーマに制作しなさい/「頼山陽の思想」…

11月24日(木)晴れ 久しぶりにスッキリ晴れたという感じだ。昨夜は夕方から夜にかけて結構降…

kous37
2年前
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マンガの感想:「東京卍リベンジャーズ」「ブルーピリオド」「【推しの子】」「EDENS …

8月25日(木)曇り時々雨 いろいろ忙しくて落ち着かないところがあるのだが、毎日やっている…

kous37
2年前
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「ブルーピリオド」を読んだ:八虎が飼ってる小さな虎

8月27日(土)晴れ 自分自身を振り返る機会が多いせいか、「ブルーピリオド」を何度か読み返している。「ノーマークス」というアート・コレクティブの代表・フジキリオに接したことで八虎の美術の世界が大きく広がるきっかけになった、ということなのだけど、読んでいる途中では八虎がどこへ行ってしまうのかハラハラさせられた。これは、この作品を読んでて初めての感覚ではあったのだけど、受験まで「合格」という明確な目標があり、それに向かってスポ根的に努力してそれを達成してから、藝大に入って広大な