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中小企業診断士と行政書士と司法書士と宅建の資格取得

私は、大学教授とかいうわけではないので、学術の研究をして、私立でも、国立でも、それで、生活費がもらえるという職業でもありません。それでいて、勉強や学問で、生活していきたいと思っているのだから、市井(しせい)にある人としては、塾・予備校の講師とかをやるしかない、というのが現状じゃないでしょうか。今は、塾・予備校の講師もやっておらず、それでいて、勉強や学問で、暮らして行きたいというのなら、大学受験の勉強や資格試験の勉強をして、そういう勉強をしつつ、その勉強過程をネタにして、暮らしていくという方法しかないというのが現状だと思っています。そこで、狙っているのが、中小企業診断士と行政書士と司法書士と宅建である。別に、合格して、その資格で食べて行けるだろうとまでは、思っていないのですが、それらの勉強が、すごく面白いと思っているからである。それらの資格の勉強だけしておいて、知識だけを得て、いつでも、受かれるぞ、という、地熊(ジグマ)でいるという手もあると思っています。公務員試験(国家総合職・経済職)などは、合格後も研究し、それをネタに生活していこうとしているくらいである。中小企業診断士と行政書士と司法書士と宅建の自分なりの定義を書いておこうと思う。

①司法書士→民間の市井(しせい)で起こった、私法上の権利変動(主に民法・会社法)を法務局(国)に、「申請書」という形式で、報告し、その私法上の権利変動(主に民法・会社法)を確定させる仕事。実務的には書類を書くだけ。業務独占資格。仕事の求められるスキルとしては間違いなく正確に最速でやることを求められる。
②行政書士→民間の市井(しせい)にある人(自然人・法人)が、行政法(主に行政法)上の法的地位や法的資格を得たいときに、行政(市役所・県庁・国)に提出する書類を作成し、民間の市井(しせい)にある人(自然人・法人)に、行政法(主に行政法)上の法的地位や法的資格を与える仕事。実務的には書類を書くだけ。業務独占資格。仕事の求められるスキルとしては間違いなく正確に最速でやることを求められる。
③中小企業診断士→中小企業のコンサルティングを行う仕事。特に、資格があるからできる仕事というものはないが、中小企業のコンサルティングの仕事をやる上では、知っておいて損はない知識を与え、持っておいて損はない資格。
④宅建→土地や建物の売買取引を媒介することを商売としてやる人は、絶対に持っておかなければ、その仕事ができない資格。土地や建物取引に関する民法や行政法の知識を勉強する資格。実務的には書類を書くだけ。業務独占資格。

これが、それぞれの資格の私なりの定義で、実務の仕事もその定義に準じた内容となるというのが、私の推測である。資格試験予備校の講師なんかも、その資格に合格後、実務経験もあまりなく、あるいは、実務はやらずに、その資格合格の勉強をネタにして、生活している人もいるわけだから、私は、それのnoteブログ版と言ってもいいかもしれない。

それぞれの仕事をもらう先だが、
①司法書士→主に、税理士事務所や銀行。相続などでは直接、私人から仕事をもらうこともある。
②行政書士→主に、税理士事務所や建設業。成年後見や相続などでは、直接、私人から仕事をもらうこともある。
③中小企業診断士→主に、コンサルティングファームに所属したり、自分の会社勤めの経験から、コンサルティング業に移行することもある。主に、商売をやっている個人や中小企業や講演会や研修会などで仕事をもらう。
④宅建→主に、不動産屋に所属することが多い。
というところだろう。

社会保険労務士は、興味がないんですか、という疑問が生じる人もいるかもしれないですけど、私も、さらっと資格を勉強してみたり、実務の様子を考えてみたりしたんですけど、社労士は、勢いがないですよね。仕事も、労働者の労務管理や給与計算、就業規則の策定や雇用保険など、小規模企業のバックオフィス的な仕事が多く、勢いがないですよね。社労士以外の、上記、4つの資格は、組み合わせると、シナジー効果を発現して、勢いが出ると思っています。

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