公務員試験の経済職試験で使う経済数学について
国家公務員・総合職試験の経済職試験で使う経済数学について、どのくらいまでやればいいのかという心配を持つと思います。試験合格レベルを目指すのであれば、試験対策参考書の問題を解くのに必要なレベル程度まで勉強すればいいというのが答えです。しかし、経済理論系の問題は全部解けましたと自信満々に言う受験生は、経済学部で使うレベルの学部上級レベルの経済数学のレベル(→つまり試験レベルは超えている)までは、精通している人が多いというのは事実なようです。現にそういう人は、数学を駆使する経済学部の理論経済学の授業でも、期末テストで上位の点数者として大学の学部の掲示板に掲示されていました。ですから、合格を目指すなら必要ないが、上位合格を目指すなら、余裕を持って受かりたいなら、学部上級レベルの経済数学まで、知っててもいいというのが私なりの結論です。要するに、勉強法のコツの1つなのですが、「難しいことをやると、今まで四苦八苦していたことが簡単に思えることがある」という勉強法則の適用です。経済数学の理解には、高校数学のしっかりとした知識面での理解や高校数学における数学の思考法の体得や高校数学でのしっかりとした演習経験などがないと、いきなり経済数学だと理解できない人もいるかもしれません。となると経済数学がわからない人は、大学生の視点から、高校数学から復習する良いチャンスとも言えるかもしれません。以下の本は、経済数学では最も理解しやすいのではないかと思える本2冊です。公務員試験の理論経済学で使うぶんには、お釣りが来ると思います。単なる試験合格を目標とするなら、ここまでは必要ないかもしれませんが、参考書として手元に置いておくと安心ではないでしょうか。
いいなと思ったら応援しよう!
「スキ」「フォロー」など、大変有難いものだと思っています。当ブログはAmazonアソシエイトに参加しており、アマゾンでのショッピングが楽しめるネットショップになっています。ぜひ、お買い物もお楽しみください。