【入試問題解説#10】聖光学院中学校(2022年/大問2)
こんにちは。
今回は、中学入試や大学入試の問題解説をおこなっていきたいと思います。
第10回の今回も、中学入試問題を取り上げます。
今回、扱う問題は聖光学院中学校の2022年度の入試問題です。
問題
今回、取り上げる問題はこの問題です。
ぜひ、解いてみてください!
目標時間は10分です。
↓↓↓↓↓↓解答・解説↓↓↓↓↓↓
解答
(1) 20個
(2) 171個
(3) 11個
(4) 205個
解説
(1)
百の位が9であるということから、3桁の整数Aを『9XY』とおきます。
条件を満たすのは、
9 + X + Y >= 9 × X × Y
これを満たすためには、右辺が0であることが十分条件となります。
つまり、Xが0の時、Yが0の時で合計19通り
また、X、Yが共に1でも条件を満たします。
つまり、19+1=20が答えです。
答え:20個
(2)
前提として、百の位が0である可能性はありません。
<10の位が0である場合>
百 十 一
A 0 (10通り)
<1の位が0である場合>
百 十 一
A (9通り) 0
より、百の位は9通りなので、
(10 + 9)× 9 = 171
答え:171個
(3)
条件の中に0はないとなっているので、(1)の十の位、一の位が共に1である場合を考えます。
この時、百の位は1~9のどれでも良いので、9通り
また、
221や321でも条件を満たす。(2通り)
より9+2=11
答え:11通り
(4)
(2)より、0を含むのは、171個
また、(3)で考えたものに関しても並べ替えでの通り数を考えてみます。
911 → 3通り
811 → 3通り
711 → 3通り
611 → 3通り
511 → 3通り
411 → 3通り
311 → 3通り
211 → 3通り
111 → 1通り
221 → 3通り
321 → 6通り
より、合計:34個
171+34=205
答え:205個
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、聖光学院中学校の問題を取り上げました。
今回の問題は、一見するとよくわからないですが、しっかりと問題文を読んで整理をすれば至って基本的な問題になる問題でしたね。
今後も取り上げてほしい問題があれば、コメントにてお伝えください。
最後に
記事を見つけてくださりありがとうございました。
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