J1 第32節でのゴールを振り返ろう!!~Jリーグ ALL GOALs#98~
こんにちは。
今回は、2022年の明治安田生命J1リーグの第32節で生まれたゴールの動画、そしてそれぞれの凄さをまとめてみました。
第32節を振り返ると言う観点でも良い記事になっていると思いますので、ぜひご覧ください!!!
また、評価として僭越ながら、以下の3項目で5点満点で評価しています。
試合における重大さ:試合結果に対する影響度
インパクト:ゴールの形などでのインパクト
技術面:ゴールに要求される技術面
最後には、順位をまとめますので、ぜひご覧ください。
(もちろん、どんな形であれゴールはゴールです。)
明治安田生命J1リーグ第32節結果
では、あらためてJ1 第32節の結果を見てみましょう
J1の第32節は、全18チームの9試合が行われました。
首位の横浜Fマリノスはガンバ大阪に敗れ、川崎フロンターレが清水エスパルスを相手に勝利を掴んだため、今節での優勝決定は持ち越しとなりました。
また、首位のマリノスを破ったガンバ大阪をはじめ、アビスパ福岡・ヴィッセル神戸・湘南ベルマーレなど、不振に陥っているチームが軒並み勝利を掴みました。
全ゴールの動画
Jリーグでは、公式Youtube 上に全ゴールの動画をカテゴリー別に挙げています。以下の動画は、J1 第32節の動画です。
試合別
ここからは、試合別にゴールを見ていきたいと思います。
それぞれのゴールにあるYouTubeのページからはゴールシーンを見ることができます。
北海道コンサドーレ札幌vsアビスパ福岡
12分 青木亮太(北海道コンサドーレ札幌)
駒井が絶妙な浮き球をペナルティエリア内へ供給し、金子が追って走り込む。ボールは宮に頭でクリアされ、さらに村上にはじかれるも、青木がこぼれ球に反応。走り込んで右足で押し込む
ゴール:青木亮太(6得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:6/15
75分 宮大樹(アビスパ福岡)
右CKを得る。キッカーの中村は右足でクロスを供給すると、宮が反応してゴール正面でヘディングシュートを放つ。ボールは右のポストに当たり、さらに菅野に当たってゴールマウスに収まる
ゴール:宮大樹(2得点目)
アシスト:中村駿(1アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:9/15
77分 ファンマ・デルガド(アビスパ福岡)
山岸がペナルティエリア手前の左へ斜めのパスを送り、フアンマが走り込んで受ける。寄せてくる岡村の股を抜いてペナルティエリア左へ進入し、右足でゴール右へ決める
ゴール:ファンマ・デルガド(2得点目)
アシスト:山岸祐也(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★★☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:12/15
川崎フロンターレvs清水エスパルス
28分 遠野大弥(川崎フロンターレ)
キッカーの脇坂は右足でクロスを供給。鈴木義に頭でクリアされるが、こぼれ球をフリーで遠野が拾う。ペナルティエリア手前の左から左足を強振すると、このシュートが権田の守るゴールを破り、欲しかった先制点を奪う
ゴール:遠野大弥(2得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:10/15
49分 白崎凌兵(清水エスパルス)
縦に速い攻撃を仕掛ける。Cジュニオがドリブルで前進し、近くの味方へパス。その味方がワンタッチで前方のスペースへボールをはたき、Cジュニオが受ける。左サイドの敵陣深くから左足で折り返すと、走り込んだ白崎が右足で合わせる。ゴールネットを揺らし、同点とする
ゴール:白崎凌兵(3得点目)
アシスト:カルリーニョス・ジュニオ(5アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★☆
合計点:11/15
57分 カルリーニョス・ジュニオ(清水エスパルス)
味方からのパスをチアゴサンタナが収め、走り込む山原へ左足でボールを送る。ペナルティエリア左で受けた山原は、左足でシュート性のクロスを供給。これにCジュニオが反応し、合わせる。良い崩しから逆転弾を奪取する
ゴール:カルリーニョス・ジュニオ(3得点目)
アシスト:山原怜音(8アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★★☆
合計点:10/15
76分 山村和也(川崎フロンターレ)
キッカーの脇坂が右足でクロスを上げると、ゴール前で山村が反応。頭で合わせると、これがゴールマウスに収まり、同点に追い付く
ゴール:山村和也(1得点目)
アシスト:脇坂泰斗(9アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:11/15
78分 小林悠(川崎フロンターレ)
右サイドでパスをつなぎ、上がってきた山村がゴール前へ右足で浮き球を供給。走り込んだマルシーニョが折り返すと、最後はフリーの小林が押し込み、あっという間に逆転に成功する
ゴール:小林悠(5得点目)
アシスト:マルシーニョ(5アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★★☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:8/15
横浜Fマリノスvsガンバ大阪
8分 ファン・アラーノ(ガンバ大阪)
キッカーの宇佐美は右足で高精度のクロスを供給すると、ダワンが反応する。ダワンは永戸と競り合いながらもペナルティエリア中央から右方向に頭で折り返すと、最後はファンアラーノが頭で押し込む。貴重な先制点を早々に奪取する
ゴール:ファン・アラーノ(2得点目)
アシスト:ダワン(1アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:8/15
79分 パトリック(ガンバ大阪)
キッカーの宇佐美は右足でアウトスイングのクロスを供給すると、DFに頭でクリアされる。こぼれ球に反応した味方がペナルティエリア手前の左から右足で浮き球のパスを前線に送ると、パトリックが反応。パトリックは胸でうまくトラップし、ペナルティエリア中央から右足でゴール左に落ち着いて決める
ゴール:パトリック(4得点目)
アシスト:黒川圭介(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:8/15
ジュビロ磐田vs鹿島アントラーズ
10分 樋口雄太(鹿島アントラーズ)
常本が右サイドから左へ出すと、反応した仲間はペナルティエリア中央へワンタッチパスを送る。相手DFを背負いながらもボールを収めたエレケはペナルティエリア手前の中央へパスを出し、反応した樋口が右足を振り抜く。強烈なミドルシュートはネットに突き刺さり、先制に成功する
ゴール:樋口雄太(2得点目)
アシスト:エレケ(1アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★★
合計点:13/15
31分 鈴木雄斗(ジュビロ磐田)
伊藤が左へ展開すると、その流れから、松本が左サイドの敵陣中央から縦パスを送る。抜け出した金子が左サイドの敵陣深くからゴール前へ折り返すと、ニアサイドへ走り込んだ杉本が相手DFを引き付けてからスルー。抜けたボールに反応した鈴木が左足で合わせると、シュートはゴール左に決まる
ゴール:鈴木雄斗(6得点目)
アシスト:金子翔太(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★☆☆
合計点:11/15
33分 金子翔太(ジュビロ磐田)
上原がペナルティエリア手前の右からペナルティエリア内へスルーパスを送り込むと、受けた山田はゴール前へ縦パスを出す。抜け出した金子は冷静なフェイントで早川を滑らせると、空いたコースを狙ってシュートを放つ。これがゴール左に決まり、逆転に成功する
ゴール:金子翔太(3得点目)
アシスト:山田大紀(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★☆☆
合計点:10/15
45+5分 杉本健勇(ジュビロ磐田)
山本康がペナルティエリア右からゴール前へパスを送ると、これがペナルティエリア中央で三竿の手に当たり、PKを獲得する
キッカーの杉本は右足でゴール左を狙ったシュートを放つ。低い軌道のシュートはネットを揺らし、追加点を奪う
ゴール:杉本健勇(1得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:6/15
47分 エレケ(鹿島アントラーズ)
安西が左サイドで仕掛けると、左サイドの敵陣深くからゴール前へクロスを送る。これは相手DFに頭でクリアされるが、こぼれ球に反応した常本がペナルティエリア手前の右からゴール前へシュート性のボールを送る。すると、松村に当たってコースが変わったボールにエレケが合わせ、ネットを揺らす
ゴール:エレケ(1得点目)
アシスト:松村優太(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:7/15
90+3分 エヴェラウド(鹿島アントラーズ)
関川がペナルティエリア右へ浮き球のパスを送ると、広瀬が相手と激しく競り合う。広瀬はそのまま倒れ込みながらも、右足のつま先でペナルティエリア中央へボールを送り込む。反応したエヴェラウドが右足で合わせると、シュートはゴール左隅に決まって同点に追い付く
ゴール:エヴェラウド(5得点目)
アシスト:広瀬陸斗(3アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★★★
インパクト:★☆☆☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:8/15
京都サンガF.C.vs名古屋グランパス
45分 藤井陽也(名古屋グランパス)
右CKを獲得。キッカーのマテウスが左足で巻いたボールをペナルティエリア内に蹴り込む。ゴール前で藤井が頭で触り、コースが変わったボールが相手に当たり、ボールはゴールへと吸い込まれる
ゴール:藤井陽也(1得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:6/15
59分 井上黎生人(京都サンガF.C.)
福岡が敵陣中央から右足でペナルティエリア内に浮き球を送る。ペナルティエリア左で麻田が頭で折り返し、ゴール前で反応した井上が頭で押し込み、同点弾を奪う
ゴール:井上黎生人(1得点目)
アシスト:麻田将吾(1アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:7/15
ヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島
20分 菊池流帆(ヴィッセル神戸)
左サイドの敵陣中央でFKを獲得。キッカーの汰木が敵陣中央の山口にグラウンダーのパスを送る。山口がペナルティエリア左へ浮き球のパスを供給すると、走り込んだ大迫が中央へ折り返し、ニアサイドの武藤が左足で合わせる。シュートはGKに防がれるも、最後はゴール前の菊池が混戦の中から押し込む
ゴール:菊池流帆(4得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:7/15
54分 小林祐希(ヴィッセル神戸)
汰木が左サイドの敵陣中央からペナルティエリア左へパスを供給。大迫が受け、縦へ仕掛けて左足で低い弾道のクロスを送ると、ニアサイドへ走り込んだ小林祐が左足で合わせる。シュートはゴール左へ決まり、追加点を奪取
ゴール:小林祐希(2得点目)
アシスト:大迫勇也(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:8/15
55分 酒井高徳(ヴィッセル神戸)
佐々木のクリアボールを酒井が拾うと、左サイドの敵陣深くから左足で高い弾道のクロスを送る。このボールがGKの頭上を越え、右ポストに当たってゴールへ吸い込まれる
ゴール:酒井高徳(1得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★☆
合計点:12/15
57分 汰木康也(ヴィッセル神戸)
カウンターを展開。汰木がドリブルで左サイドを持ち上がり、前線の大迫を狙ったパスを出す。これはDFにカットされるも、こぼれ球を汰木が回収し、ペナルティエリア中央から右足で冷静にゴール右へ流し込む
ゴール:汰木康也(5得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★★
合計点:13/15
浦和レッズvsサガン鳥栖
40分 キャスパー・ユンカー(浦和レッズ)
大久保が右サイドでドリブルを仕掛け、相手を抜き去ってゴールエリア付近まで進入。マイナスのパスを出すと、Kユンカーが左足のインサイドで丁寧に合わせる。枠内に流し込み、リードに成功
ゴール:キャスパー・ユンカー(6得点目)
アシスト:大久保智明(3アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:9/15
50分 小泉佳穂(浦和レッズ)
小泉が原田のパスをカットし、自らペナルティエリア左へ進入。そのままゴール方向へ向かうと、左足でグラウンダーのシュートを放つ。ゴール右下のネットを揺らし、リードを広げる
ゴール:小泉佳穂(3得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★☆☆
合計点:10/15
62分 宮代大聖(サガン鳥栖)
ファンソッコが最終ラインからロングパスを出すと、裏に抜け出した宮代がペナルティエリア内で収め、反転して左足を振り抜く。枠をとらえ、豪快にネットを揺らす
ゴール:宮代大聖(7得点目)
アシスト:ファン・ソッコ(1アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:11/15
FC東京vs湘南ベルマーレ
78分 阿部浩之(湘南ベルマーレ)
茨田が敵陣浅い位置から1列前でルーズなポジションにいた阿部へ縦パスを供給。阿部は敵陣中央の左で前を向き、対じした安部をかわしてペナルティエリア手前の中央から右足を一せん。強烈なミドルシュートはJスウォビィクのリーチを越えてゴール右に突き刺さる。驚きのファインゴールでついに先制に成功
ゴール:阿部浩之(4得点目)
アシスト:茨田陽生(3アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★★☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★★
合計点:14/15
82分 町野修斗(湘南ベルマーレ)
自陣右サイドでの連動した守備から町野が持ち上がる。そのままカウンターを仕掛けてドリブルを仕掛け、次々にDFと入れ替わって置き去りにすると、ペナルティエリア右に進入。GKと1対1の展開となり、右足を冷静に振り抜く。グラウンダーのシュートがゴールネットを揺らし、追加点を奪う
ゴール:町野修斗(10得点目)
アシスト:茨田陽生(4アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★★☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:12/15
柏レイソルvsセレッソ大阪
スコアレスドローのため、得点シーンはなし
試合のハイライトはこちらから↓
ベストゴール
それぞれのゴールに対しつけていた15点の評価のうち、上位であったものを紹介します。
第2位タイ
ジュビロ磐田vs鹿島アントラーズ
得点者:樋口雄太(鹿島アントラーズ)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★★
合計点:13/15
第2位タイ
ヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島
得点者:汰木康也(ヴィッセル神戸)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★★
合計点:13/15
第1位
FC東京vs湘南ベルマーレ
得点者:阿部浩之(湘南ベルマーレ)
評価
試合における重大さ:★★★★☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★★
合計点:14/15
最後に
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